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【1】WHO's NEW?     -WHOPLUS新着プロフィール情報
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2/25~3/6までにプロフィールが更新された著名人はこちら!

― ( )内の日付はご本人によるプロフィール回答年月日です ―


◎ ブーヴィエ,ジャンクリスチャン(フランス文学者,翻訳家,イベントプロ
     デューサー)
1977年来日。九州芸術工科大学(現・九州大学)でテレビCMを取り入れた比較
文化の授業を行ったことがきっかけで、'99年より学生と一緒に手作りで世界の
CMフェスティバルを始める。2004年退職後はフェスティバルに専念。パリで開
催されるCMフェスティバルとも連携し、福岡や東京で500本を一度に観る徹夜
イベントも行う。                     (2009.2.25)

◎ 河合富佐子(京都工芸繊維大学バイオマテリアル研究センター特任教授)
神戸商科大学教授、岡山大学資源生物科学研究所教授などを経て、平成20年京
都工芸繊維大学バイオマテリアル研究センター特任教授。世界で初めて特定の
カビが酸性土壌をアルカリ性に改良することを発見。また、昭和59年女性とし
ては初めて、清酒の等級を決める清酒審査員に委嘱された。
                               (2009.2.26)

◎ 大谷卓史(吉備国際大学国際環境経営学部准教授)
千葉大学大学院修了後、平成4~7年情報技術系出版社勤務を経て、東京大学大
学院に入学。同時に執筆活動を開始。フリーのサイエンスライターとしてコン
ピュータとインターネット、科学技術などの分野を中心に執筆。のちに吉備国
際大学助教授(准教授)に就任。著書に「アウト・オブ・コントロール」など。
                               (2009.2.26)

◎ 磯部芳郎(いそべ動物病院院長)
昭和41年保谷市にいそべ動物病院を開業(48年東久留米市に移転)。東京都獣
医師会研究委員、日本小動物獣医師会研究委員、日本動物病院福祉協会理事を
歴任。膿胸治療用カテーテルいそべ式、カテーテル導入穿刺器いそべ式、動物
への給餌・投薬用マスクなどを実用新案登録。
                               (2009.2.27)

◎ 磯光雄(アニメーション監督,演出家,アニメーター)
昭和60年アニメーターとなる。のちにスタジオジブリで「おもひでぽろぽろ」
「紅の豚」の原画に参加。平成7年テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で
は設定や脚本も担当。その後、劇場アニメ「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」
など多数の作品で原画を描く。19年自ら原作・脚本を手がけた初監督作品「電
脳コイル」で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞、日本SF大賞な
ど数々の賞を受けた。                    (2009.3.6)

   (回答順、敬称略)

このコーナーでは、最近アンケートにご回答いただき、WHOPLUSに登録
された著名人のプロフィールの一部分を紹介しています。
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【3】知的バラエティコラム/本日も、風まかせ!(第53回)    坂本あおい
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日本人が肉の洗礼にあう話

日本人は欧米人などに比べて腸が長く、そのため、肉よりも野菜や魚の消化に
適している、という俗説がある。真偽のほどは知らないが、たしかに、身体の
構造がちがうと実感させられることは多い。

以前、アルゼンチンを旅したのだが、あそこはまさに「肉の国」。ガイドブッ
クにある「わらじのように巨大なビーフステーキ」なるものに、期待と不安を
いだきつつ、現地に乗り込んだのだが――。いやいや、夜ごとテーブルに運ば
れてくるのは、わらじなんていう軟弱なものではなく、ラバーソールなみに分
厚いタフな肉だった。しかも、あちらの習慣で夕飯の時間が遅いために、空腹
のあまり体も胃もダレているところで、肉塊と戦わなければならないのだ。あ
れをペロリと平らげる地元の人たちの胃力たるや!

こうした肉の洗礼を受けて以来、身の丈ならぬ、腸の丈にあったメニューを慎
重に選ぶためにチマチマと知恵を絞るようになったわたしだが、一番いいのは、
とりあえずお店の人に相談することだ。自分の胃袋を指さして「こんなに小さ
い」とアピールすると、たいてい親身になってメニューをアドバイスしてくれ
るし、なぜかサービスが良くなることが多い。一度などは、お店のオーナーと
話がはずんで、一家で夕飯をご馳走になるという幸運もあった。それには、
ちょっとしたオマケもついたのだが――。

河岸をかえてオーナーと食後の一杯を楽しんでいるところに、「日本人旅行者
がゴネている」と店から連絡がはいった。駆けつけると、女の子4人が「だま
された」と言って目を三角にして怒っている。フィレンツェ名物の骨付きステー
キを頼んだはいいが、100グラム単位でいくら、というメニュー表示を見て、
各自が一皿ずつ注文してしまったのだ。しかし、やってきたのは600グラムほ
どの肉の塊が人数分と、そのぶんのお勘定。驚愕の肉を目の前にして、だまさ
れたという心境になったのも、無理はないのかもしれない。

ところで、肉の思い出にひたりつつ《WHO》で遊んでいるうちに、大正時代
に本場のソーセージの味を日本に伝えた「胃袋の宣教師」カール・レイモンと
いう人を見つけた。日本人女性との大恋愛、スパイ嫌疑などの苦難。なにやら
冒険の味がしそうだ。《近代日本の先駆者》によると、明治期には、片岡伊右
衛門が外国人から技術を習ってハム・ソーセージ作りをはじめたというし、ま
た、芥川が『鼻』で書いた「細長い腸詰めのような物が、ぶらりと顔のまん中
からぶら下って」というのが、西洋のソーセージのことだとすると、ソーセー
ジの存在自体は当時すでに知られたものだったのかもしれない。けれど一般庶
民に受け入れられ、そして、今も連綿とつづくレイモンさんの味とはいったい
どんなものなのだろう? 胃袋と好奇心を満たすためには、「お取り寄せ」を
してみるしかない?


◎ レイモン,カール(ハム・ソーセージ職人)
1894年オーストリア・ハンガリー帝国(現・チェコ領)生まれ 1987年没
父親の仕事を受け継いで食肉製造の道に入る。第一次大戦の従軍経験から欧州
統合の必要性を感じ、のち故郷やベルリンで執筆、演説活動を行う。1919年米
国からの帰途日本に立ち寄り、銀座の缶詰会社に勤務。函館を訪れ、帰国後函
館で知り合った日本人女性と結婚。'25年妻とともに再訪して大野町にハム・
ソーセージ工場を建てる。戦時中は工場の強制買収やスパイ嫌疑などの苦難を
経験。戦後レイモン・ハム・ソーセージ製造所を函館市元町で再開。 '83年に
現役を退き、翌年西ドイツに帰ったが、半年後には函館に戻り永住の地とした。
(WHOPLUSより)

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編 集 後 記                   ― 島耕作は知っていた
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泥酔の失態を世界中にさらした「北海のヒグマ Jr.」。社会派漫画家の弘兼憲
史は「ヒグマ Jr.」が以前就任した大臣時代には、何度か酒席を共にしたこと
があり、ハシゴ酒に誘われる場面によく出くわしたという。
客人と同席の場でそのような状態なのだから、仲間うちでの食事会ならば底な
しになったであろうと、弘兼氏はラジオでコメントしていた。今回の辞任後の
諸報道はそれを裏付けていると思う。
(袴)

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【4】話題のカタマリ(第58回)         ― 長寿ラジオ番組の終わり
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日曜の昼間はテレビを観ながら、ラジオで若山弦蔵の「バックグラウンドミュー
ジック」を聴くことが多い。午前中の番組までは、好感度No.1アナウンサーの
腹黒い一面を聴かされているだけに、若山氏の語り口は非常に心地の良いもの
だ。この番組で曲が流れていたのがきっかけで、それが収録されているCDを購
入したことも多い。

さて、この番組を若山氏が担当してから13年以上、現在の放送時間帯に移って
からでも5年以上経っているが、ついにこの3月をもって終了となることが決まっ
た。終了の理由は若山氏の口から「(1社提供の)スポンサーが降りるんです。
民放の宿命みたいなものです。」と伝えられたが、そもそも番組の源流は1964
年にスタートした「キユーピー・バックグラウンド・ミュージック」にまで遡
るのだから、司会・スポンサー・放送時間を変えながらも、45年間も同じフォー
マットで続いてきたのは驚異的といえる。
つい最近、別のラジオ局でもスポンサーの降板による番組の年度末終了が決ま
り、特に名前を伏しておくが担当パーソナリティがキンキン...じゃなかった
カンカンに怒って突然番組を終了させてしまった出来事があったが、若山氏は
最終回まで落ち着いた放送を聴かせてくれるだろう。
しかし、若山氏の声がラジオから聴けなくなるのは寂しい。36年続いている
「小沢昭一的こころ」のようなミニ番組の形でも続けてほしいものだ。

さて、TBSラジオでは、もうひとつの長寿番組の終了も決まった。小堺一機と
関根勤による「コサキンDEワァオ!」である。これも源流となる番組まで辿っ
ていくと27年以上になるという。
思えば、関根勤と一緒に風呂場で“ケツケツダンス”をしていた娘が、レギュ
ラー番組を抱えるタレントにまで育ったのである。中学生の頃に「コサキン」
を聴いていた世代は確実にアラフォーである。笑福亭鶴光や吉田照美が、リス
ナーの成長とともに番組を深夜→昼と移動してきたように、深夜番組の世代交
代の時期なのだろう。


◎ 若山弦蔵(声優;DJ)
昭和7年旧樺太生まれ
NHK札幌放送劇団を経て上京。多数のドラマに脇役で出演していたが、外国
    テレビ映画の吹き替えで人気を得る。昭和48年よりTBSラジオ「若山弦蔵の
    東京ダイヤル954」のパーソナリティーをつとめ、平成7年4月に終了。以後
    「MDUバックグラウンドミュージック」を担当。

◎ 小堺一機(タレント;俳優)
昭和31年千葉県生まれ    
大学在学中にTBS「ぎんざNOW!」の「素人コメディアン道場」でチャンピ
オンとなり芸能界入り。 昭和57年「欽ちゃんのどこまでやるの!」グレ子
役の関根勤との“クロ子とグレ子”のコンビで人気者に。59年フジテレビ
系トーク番組「いただきます」(現在の「ごきげんよう」)の司会に起用
される。また関根勤と共にラジオ「コサキン」(現在の「コサキンDEワァ
オ!」)のパーソナリティーを務め、関連本などを出版。

◎ 関根勤(タレント)
昭和28年東京生まれ
TBS「ぎんざNOW!」の「素人コメディアン道場」に出場、5週勝ち抜いて初
代チャンピオンとなり、その年の干支がうさぎ年だったことからラビット
関根と命名され芸能界デビュー。昭和57年「欽ちゃんのどこまでやるの!」
のレギュラーとなり、芸名を本名に改める。60年から「小堺クンのおすま
しでSHOW」に出演。平成元年には自ら座長を務める「カンコンキンシアター」
をスタートさせた。
(WHOPLUSより)

(袴田)

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【3】知的バラエティコラム/本日も、風まかせ!(第52回)    坂本あおい
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NHKのニュースが気になる

むかし、人前で話をするバイトをしていたことがあるのだが、元NHKの老紳
士が何度か抜き打ちでやってきて、しゃべり方のチェックをしてくださった。
わたしの場合、人に物事を伝えようとするときに、腰をかがめるクセが出るら
しい。放送と日本語のプロらしい的確なアドバイスの数々に、さすがはNHK
出身の人だと敬服したものだ。

そんな経験も手伝ってか、NHKの番組に対しては、つい期待値も高くなる。
とくに夜のニュース番組では第一級のプレゼンテーションが見られるのかと思
いきや――、なんだなんだ! けっこうみんな派手に「腰かがめ」をしているで
はないか。テーブルの前に座っているキャスター、お天気のお姉さん。まあ、
このあたりは自然な身体の動きなので、かえってご愛嬌か。

けれど、どうしても気になってしかたないのが、体言止めの多用や、動詞の省
略といった、日本語のクセだ。具体的にどういうことかというと、《渋谷に猿
が出て、人々がパニックになりました。》という情報を伝えるのに、次のよう
に表現するナレーションが目立つのだ。

《渋谷にあらわれた猿。人々はパニックに。》
《渋谷に猿が出現。人々はパニックです。》

数年前からとみに増えたように思うのだけど、テンポのいいニュースを目指そ
うとしているのだろうか? あるいは、原稿を書く人に、体言止めが大好きな
人がいるのかも?

さらに、最近では省略の技法がますます大胆になっている。たとえば、夜の
ニュースの冒頭では、《渋谷に出現しました!》とか、《人々がパニックで
す!》などといった文の一部のみを投げてくるのだ。なにが出現した? どう
してパニックなった? もはやニュースというよりナゾナゾか。

とはいえ、文句をいいつつ、なぜか見てしまうのが9時台のニュースだ。妙な
抑揚がうるさいとか、今日の服はいいとか、ぶつぶつと勝手な感想をいいなが
ら、けっこう楽しく見ている。でも、なんといっても気になるのは、キャスター
の田口五朗氏の存在だろう。この人の役割はなんなのか? 話しぶりからして、
アナウンサーでないのはわかる。ならば解説者かと思うと、「××してほしい
と思います」とカメラ目線で意見をいったりする。最初は違和感があったけれ
ど、見慣れたせいか、あの人はあれでいいと思うようになった。

ちなみに田口氏とはこんな経歴の人だ。と思ったが、あれ? WHOにはデー
タがない? では、かわりに大昔のキャスターのデータを載せておこう。番組
のオープニングで毎晩律儀に「高島肇久(はつひさ)です」と名乗っていた男
性を、みなさんは憶えてますか? この人も気になる存在だったなあ。

◎ 高島 肇久(たかしま はつひさ)
昭和38年NHKに入り、報道局外信部、ワシントン支局(6年間)、ロンドン支局
長(4年間)などを経て、63年報道局国際部長。この間、アポロ計画、ウォーター
ゲート事件などの取材を担当した。平成2年4月から「ニュース21」アンカー
マン兼編集長をつとめ、3年報道局長、4年海外企画局長、5年報道・解説委員
長を経て、8年9月放送総局特別主幹。湾岸戦争時の報道への評価は高い。12年
9月国連広報センター所長、14年7月外務省外務報道官。17年8月退任。18年学
習院大学客員教授、20年日本国際放送社長
(WHOPLUSより)


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【1】WHO's NEW?     -WHOPLUS新着プロフィール情報
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1/21~2/13までにプロフィールが更新された著名人はこちら!

― ( )内の日付はご本人によるプロフィール回答年月日です ―


◎ はやみねかおる(作家)
小学校教師の傍ら、児童ミステリー小説を執筆。「怪盗道化師(ピエロ)」が
第30回講談社児童文学賞新人賞に入選し、平成2年同作でデビュー。13年教職
を辞し、執筆に専念。ジュブナイルミステリーの第一人者として知られ、〈怪
盗クイーン〉〈少年名探偵虹北恭助〉〈都会のトム&ソーヤ〉シリーズなどで
も人気を博す。19年勇嶺薫名義で初の大人向けミステリー「赤い夢の迷宮」を
発表。                          (2009.1.21)

◎ 生田与克(築地市場水産物部仲卸業者,魚食スペシャリスト検定を発案)
東京・築地のマグロ仲卸・鈴与の3代目。魚河岸での業務を通じ、伝統的日本
の魚食 文化の奥深さを身を持って学ぶ。魚食や水産業についての知識を試す
“魚食スペシャリスト検定”を発案、平成20年国際漁食研究所を設立し、第1
回検定を実施した。                     (2009.2.2)

◎ 廣瀬陽子(静岡県立大学国際関係学部准教授)
平成12~13年国連大学秋野フェローとしてアゼルバイジャンで在外研究。の
ち、東京外国語大学准教授などを経て、静岡県立大学国際関係学部准教授。
著書に「旧ソ連地域と紛争」「強権と不安の超大国・ロシア」「コーカサス 
国際関係の十字路」などがある。               (2009.2.9)

◎ 濱崎加奈子(伝統文化プロデューサー,京都工芸繊維大学伝統みらい研究
センター特任准教授)
高校時代から日本文化に興味を覚え、平成13年伝統文化がコミュニティに果た
す役割を考える、伝統の知恵ネットワークを結成。15年伝統文化に込められた
知恵と美意識から学び・遊び・広めるボランティアチーム・連RENを設立。16
年合資会社・伝統文化プロデュース連を設立。展覧会・講演会・アートプロジェ
クトなどのプロデュースを手がける一方、自身もアーティストとして様々な芸
術イベントに参加する。                    (2009.2.10)

◎ 末延弘子(翻訳家,絵本作家)
大学でフィンランド語および文学を専攻し、卒業後、フィンランドのタンペレ
大学に留学。フィンランド文学情報センター(FILI)勤務を経て、帰国後に五
十嵐淳氏とインターネットでフィンランド文学情報サイトを主宰。翻訳・執筆
を手がけ、30代の若さでフィンランド政府よりアジア人初の外国人翻訳家賞を
受賞した。                        (2009.2.13)

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 編 集 後 記                 ― 「THEATER/TOPS」閉館
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 「新宿コマ劇場」の閉館は、昨年末のNHKでも特集番組が組まれていたが、同じ
 新宿にある小劇団の聖地「THEATER/TOPS」も2009年3月末で閉館となるという。

 1994年に活動を休止し、2024年までは充電期間としていた三谷幸喜の東京サン
 シャインボーイズが、急遽復活公演で「THEATER/TOPS」の閉館を締めくくるこ
 とになった。ファンにとっては新年早々嬉しい知らせだと思う。
                                 (袴)
 

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【3】話題のカタマリ(第57回)               ― 骨折注意報
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 ここ2ヵ月弱のことだが、なぜか芸能人の骨折を伝えるニュースが続いている。
 主なものだけでも先月には、

 ・ドランクドラゴン・塚地、番組収録中に左足骨折
 ・テリー伊藤、スケート中に転倒して腰を骨折
 ・あゆ、仕事中に貧血で転倒し右手を骨折

 今年に入ってからは、

 ・あやや、自宅で左足薬指を強打し骨折
 ・三遊亭円楽、階段転倒で両手首骨折

 といった具合に、まるで芸能界が“骨折の渦”に巻き込まれているかのようだ。
 テリーやあゆは大晦日の「紅白歌合戦」には支障なく出演できたのが何よりだっ
 たが、円楽師匠は弟子の楽太郎の6代目円楽の襲名が、来年2010年に控えている
 時節柄、大事をとってほしいものである。
 全くの余談だが、筆者の知人にもこの半年間に2度骨折した人がいる。2度目は
 この正月の話で、家に置いてあるミカンの入ったダンボール箱の角につまづき、
 あややと同様に足の指を骨折したという。

 さて、“他人の不幸は蜜の味”の芸能ジャーナリズムとしては、次の骨折ター
 ゲットを探しているのかもしれないが、格好の人物がいる。
 「M-1グランプリ」の昨年末チャンピオン「NON STYLE」の石田明(白い服の方)
 だ。“スキップをしていて足の指を骨折”“デコピンをして中指を骨折”など、
 地元関西では“骨折芸人”と呼ばれるほど情けない骨折体験の持ち主として知
 られているからだ。そんな虚弱なM-1チャンプにとって骨折は“骨折り損”で
 はなく、エピソードをより強固にする“骨折り得”なのだ。


  ◎ 塚地武雅(コメディアン;俳優)
  コンビ名=ドランクドラゴン
  昭和46年大阪府出身
  東京のお笑い養成所に入り、平成8年同期の鈴木拓とお笑いコンビ・ドランク
  ドラゴンを結成。13年よりテレビ「はねるのトびら」にレギュラー出演し、
  キングコング、インパルス、ロバート、北陽らとともに若手を代表する人気
  芸人として活躍。

  ◎ テリー伊藤(テレビプロデューサー;タレント)
  昭和24年東京都生まれ
  昭和50年IVSテレビ制作に入社。NTV系「土曜ビッグスペシャル」「天才たけ
  しの元気が出るテレビ!!」やフジ系「ねるとん紅鯨団」、テレビ東京「浅
  草橋ヤング洋品店」などバラエティ番組を数多くプロデュースする。テレビ
  のコメンテーターとしても活躍。

  ◎ 浜崎あゆみ(歌手)
  昭和53年福岡県生まれ
  平成5年、14歳の時に「ツインズ教師」(テレ朝)でドラマ初出演。同年秋に
  上京し、本格的な芸能活動に入る。7年ドラマ「未成年」に出演、同年橋口
  亮輔監督作品「渚のシンドバッド」で映画初出演。10年「Poker face」で
  歌手デビュー。11年1月のファーストアルバムはオリコン初登場1位。同年
  「紅白歌合戦」に初出場。以後、女性歌手シングル歴代記録のオリコン1位
  獲得連続年数10年、同1位獲得数30作、同TOP10獲得数41作、総売上枚数2058
  万枚、ミリオン獲得数5作の5冠を持つ。

  ◎ 松浦亜弥(歌手)
  昭和61年兵庫県生まれ
  平成12年"モーニング娘。&平家みちよの妹分オーディション"に合格し芸
  能界入り。13年つんく♂のプロデュースによりシングル「ドッキドキ!LOVE
  メール」で歌手デビュー。同年NHK「紅白歌合戦」初出場。また13年「最後
  の家族」で連続ドラマに初出演。15年「青の炎」で映画初出演。19年「す
  けだち」で本格舞台初挑戦。

  ◎ 三遊亭円楽(5代目)(落語家)
  昭和8年東京都生まれ
  昭和30年6代目三遊亭円生に入門して全生を名のる。33年二ツ目。37年5代目
  円楽を襲名し、真打ちに昇進。42年にスタートしたテレビ演芸番組「笑点」
  の大喜利コーナーに初代メンバーとして出演。58年「笑点」大喜利コーナー
  の4代目司会に就任。17年病に倒れ、18年4月には23年間務めてきた「笑点」
  大喜利コーナーの司会を退く。

  ◎ 石田明(コメディアン)
  コンビ名=NON STYLE
  昭和55年大阪府出身 
  平成12年中高の同級生だった井上裕介とコンビを結成し、音楽と漫才の路上
  ライブを展開。兵庫・三宮駅前などでライブを行うが、観客にけなされて漫
  才に道を絞り、お笑いコンビ"NON STYLE"として活動を開始。

                          (WHOPLUSより)

                                 (袴田)
 

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【2】知的バラエティコラム/本日も、風まかせ!(第51回)    坂本あおい
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新型インフルエンザは、恐ろしいです

 急に懐かしくなって、母校の公式サイトをのぞいてみた。むかしの校舎のよう
 すを見るつもりが、まっさきに目に飛び込んできたのは【重要】という警告調
 の文字。なになに――

  (新型インフルエンザが)国内で1人でも発生が認められた場合は
   幼稚園から大学までを完全休校とします

 「1人でも」とはおおげさでない? しかも、場合によっては、1か月以上の休
 校もあるとか。そんなに休めたら、児童生徒は大喜びだろう。と一瞬思ったも
 のの、これは知れば知るほど恐ろしい病気だ。新型というだけあって、われわ
 れには免疫がないために一気に世界中に広まるおそれがあり、しかも厚生労働
 省の推計では、発生すれば3200万人が感染、64万人が死亡、またアメリカにい
 たっては、感染者の20%が死亡するとの想定で、対策をすすめているというで
 はないか。

 ところで、小さいころ祖母から「家族がスペイン風邪で死んだ」と聞かされた
 ことがある。風邪で死ぬなんて栄養の悪い時代だったのだ、とそのときは思っ
 たけれど、あらためて思えば、それこそが当時の「新型インフルエンザ」だっ
 たわけだ。呼称もいまでは「スペインインフルエンザ」とされ、ある推計によ
 ると、世界では4000万人の死者が出て、その数はなんと、同時期の第一次大戦
 での総死者数を超えるという。

 言葉が適切でないかもしれないが、じつはわたしはスペイン風邪に畏敬の念の
 ようなものを持っていた。電子顕微鏡でしか見えない微小のものが、地球の支
 配者然とした顔の大勢の人間を、それも世界同時多発的に、恐怖におとしいれ
 たのだ。WHOPLUSで検索してみると、たとえばこんな才能もその毒牙の
 犠牲となっている(カッコ内は肩書き、没年齢)。

  大須賀 乙字(俳人、38)
  葛 江月(日本画家、37)
  島村 抱月(評論家;美学者;新劇運動家;演出家、47)

                         (WHOPLUSより)

 日本以外では、オーストリア世紀末の画家、クリムト(55)やシーレ(28)な
 ども、スペイン風邪で他界した。

 白状すると、わたしはスペイン風邪を陰の主役にすえて、世界各地を舞台とし
 た小編をシンクロさせた物語を書いてみたいという野望を持っていた。けれど、
 インフルエンザウイルスのことを調べているうちに、考えが変わってきた。ウ
 イルスは自身のなかで遺伝子組み換えを行うとか、感染を広めるために、あえ
 て宿主をすぐに殺さないように進化するとか、なにやらものすごくホラーだ。
 どうせ書くなら、そっち方面の小説がいいような気もするが、どうだろう。ま
 あ、その前に才能の問題が……。

 上にあげた死亡年齢でもわかるとおり、スペイン風邪の犠牲者は若く健康な人
 に偏る傾向があり、いま、危惧されている新型インフルエンザが流行れば、お
 なじことが予想されるそう。どうぞ、みなさん、正しい情報を得て新旧インフ
 ルエンザに対して万全の防衛を。 

 

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【1】WHO's NEW?     -WHOPLUS新着プロフィール情報
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     1/9~1/19までにプロフィールが更新された著名人はこちら!

   ― ( )内の日付はご本人によるプロフィール回答年月日です ―


 ◎ 川崎仁実(盆栽美術家)
 学生時代から日本の伝統文化に興味を持つ。のちに「月刊近代盆栽」の特集モ
 デルとなり、盆栽作りを学ぶ。短大卒業後、映像会社勤務を経て、“盆栽の学
 芸員になろう”と平成14年和カフェ yusoshi + codomo showでの展示コーディ
 ネートを皮切りに盆栽美術家として活動を始め、現代盆栽を主宰。国内外で伝
 統盆栽の解説・インスタレーションを行う。               (2009.1.9)

 ◎ 村上敦(環境ジャーナリスト,環境コンサルタント)
 ゼネコン勤務を経て、環境問題を意識し、ドイツの環境首都と呼ばれるフライ
 ブルクへ留学。フライブルク地方市役所・建設局に勤務の後、フリーライター
 としてドイツの環境施策を日本に紹介。平成14年よりコラムや本の執筆、環境
 視察のコーディネート、通訳・翻訳、講演活動を続ける。ドイツ在住。
                               (2009.1.9)

 ◎ 中村武生(歴史地理研究者,京都歴史地理同考会理事長)
 平成7年一燈園生活研究所員、9年以後仏教大学、花園大学などで非常勤講師を
 務める。20年特定非営利活動法人京都歴史地理同考会を創立(理事長)。京都
 の史蹟啓発のため、「小松帯刀寓居参考地」「薩摩島津伏見屋敷跡」など複数
 の建碑事業にかかわる。                                   (2009.1.13)

 ◎ 西成活裕(東京大学大学院工学系研究科准教授)
 専門は非線形動力学の数理と応用で、非線形現象を幅広く研究対象にする。近
 年は渋滞学を精力的に研究し、渋滞発生のメカニズムを解説した著書「渋滞学」
 で一躍注目を集めた。世の中の様々なムダを究明する“無駄学”を提唱し、NPO
 法人・日本国際ムダどり学会会長も務める。                 (2009.1.16)

 ◎ ハーパー,フィリップ(杜氏)
 1988年大阪市内の英語教師として来日。やがて日本酒のとりこになり、'91年
 酒造りの道に進む。奈良の梅乃宿酒造で蔵人として10年間勤務し、2001年岩手
 県の南部杜氏協会杜氏資格を取得。のちに大阪・大門酒造で副杜氏、杜氏を経
 て、2007年より京都・木下酒造で杜氏を務める。2008年全国新酒鑑評会で外国
 人初の金賞を受賞。                                       (2009.1.19)

                            (回答順、敬称略)

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