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【4】話題のカタマリ(第58回) ― 長寿ラジオ番組の終わり
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日曜の昼間はテレビを観ながら、ラジオで若山弦蔵の「バックグラウンドミュー
ジック」を聴くことが多い。午前中の番組までは、好感度No.1アナウンサーの
腹黒い一面を聴かされているだけに、若山氏の語り口は非常に心地の良いもの
だ。この番組で曲が流れていたのがきっかけで、それが収録されているCDを購
入したことも多い。
さて、この番組を若山氏が担当してから13年以上、現在の放送時間帯に移って
からでも5年以上経っているが、ついにこの3月をもって終了となることが決まっ
た。終了の理由は若山氏の口から「(1社提供の)スポンサーが降りるんです。
民放の宿命みたいなものです。」と伝えられたが、そもそも番組の源流は1964
年にスタートした「キユーピー・バックグラウンド・ミュージック」にまで遡
るのだから、司会・スポンサー・放送時間を変えながらも、45年間も同じフォー
マットで続いてきたのは驚異的といえる。
つい最近、別のラジオ局でもスポンサーの降板による番組の年度末終了が決ま
り、特に名前を伏しておくが担当パーソナリティがキンキン...じゃなかった
カンカンに怒って突然番組を終了させてしまった出来事があったが、若山氏は
最終回まで落ち着いた放送を聴かせてくれるだろう。
しかし、若山氏の声がラジオから聴けなくなるのは寂しい。36年続いている
「小沢昭一的こころ」のようなミニ番組の形でも続けてほしいものだ。
さて、TBSラジオでは、もうひとつの長寿番組の終了も決まった。小堺一機と
関根勤による「コサキンDEワァオ!」である。これも源流となる番組まで辿っ
ていくと27年以上になるという。
思えば、関根勤と一緒に風呂場で“ケツケツダンス”をしていた娘が、レギュ
ラー番組を抱えるタレントにまで育ったのである。中学生の頃に「コサキン」
を聴いていた世代は確実にアラフォーである。笑福亭鶴光や吉田照美が、リス
ナーの成長とともに番組を深夜→昼と移動してきたように、深夜番組の世代交
代の時期なのだろう。
◎ 若山弦蔵(声優;DJ)
昭和7年旧樺太生まれ
NHK札幌放送劇団を経て上京。多数のドラマに脇役で出演していたが、外国
テレビ映画の吹き替えで人気を得る。昭和48年よりTBSラジオ「若山弦蔵の
東京ダイヤル954」のパーソナリティーをつとめ、平成7年4月に終了。以後
「MDUバックグラウンドミュージック」を担当。
◎ 小堺一機(タレント;俳優)
昭和31年千葉県生まれ
大学在学中にTBS「ぎんざNOW!」の「素人コメディアン道場」でチャンピ
オンとなり芸能界入り。 昭和57年「欽ちゃんのどこまでやるの!」グレ子
役の関根勤との“クロ子とグレ子”のコンビで人気者に。59年フジテレビ
系トーク番組「いただきます」(現在の「ごきげんよう」)の司会に起用
される。また関根勤と共にラジオ「コサキン」(現在の「コサキンDEワァ
オ!」)のパーソナリティーを務め、関連本などを出版。
◎ 関根勤(タレント)
昭和28年東京生まれ
TBS「ぎんざNOW!」の「素人コメディアン道場」に出場、5週勝ち抜いて初
代チャンピオンとなり、その年の干支がうさぎ年だったことからラビット
関根と命名され芸能界デビュー。昭和57年「欽ちゃんのどこまでやるの!」
のレギュラーとなり、芸名を本名に改める。60年から「小堺クンのおすま
しでSHOW」に出演。平成元年には自ら座長を務める「カンコンキンシアター」
をスタートさせた。
(WHOPLUSより)
(袴田)
【4】話題のカタマリ(第58回) ― 長寿ラジオ番組の終わり
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日曜の昼間はテレビを観ながら、ラジオで若山弦蔵の「バックグラウンドミュー
ジック」を聴くことが多い。午前中の番組までは、好感度No.1アナウンサーの
腹黒い一面を聴かされているだけに、若山氏の語り口は非常に心地の良いもの
だ。この番組で曲が流れていたのがきっかけで、それが収録されているCDを購
入したことも多い。
さて、この番組を若山氏が担当してから13年以上、現在の放送時間帯に移って
からでも5年以上経っているが、ついにこの3月をもって終了となることが決まっ
た。終了の理由は若山氏の口から「(1社提供の)スポンサーが降りるんです。
民放の宿命みたいなものです。」と伝えられたが、そもそも番組の源流は1964
年にスタートした「キユーピー・バックグラウンド・ミュージック」にまで遡
るのだから、司会・スポンサー・放送時間を変えながらも、45年間も同じフォー
マットで続いてきたのは驚異的といえる。
つい最近、別のラジオ局でもスポンサーの降板による番組の年度末終了が決ま
り、特に名前を伏しておくが担当パーソナリティがキンキン...じゃなかった
カンカンに怒って突然番組を終了させてしまった出来事があったが、若山氏は
最終回まで落ち着いた放送を聴かせてくれるだろう。
しかし、若山氏の声がラジオから聴けなくなるのは寂しい。36年続いている
「小沢昭一的こころ」のようなミニ番組の形でも続けてほしいものだ。
さて、TBSラジオでは、もうひとつの長寿番組の終了も決まった。小堺一機と
関根勤による「コサキンDEワァオ!」である。これも源流となる番組まで辿っ
ていくと27年以上になるという。
思えば、関根勤と一緒に風呂場で“ケツケツダンス”をしていた娘が、レギュ
ラー番組を抱えるタレントにまで育ったのである。中学生の頃に「コサキン」
を聴いていた世代は確実にアラフォーである。笑福亭鶴光や吉田照美が、リス
ナーの成長とともに番組を深夜→昼と移動してきたように、深夜番組の世代交
代の時期なのだろう。
◎ 若山弦蔵(声優;DJ)
昭和7年旧樺太生まれ
NHK札幌放送劇団を経て上京。多数のドラマに脇役で出演していたが、外国
テレビ映画の吹き替えで人気を得る。昭和48年よりTBSラジオ「若山弦蔵の
東京ダイヤル954」のパーソナリティーをつとめ、平成7年4月に終了。以後
「MDUバックグラウンドミュージック」を担当。
◎ 小堺一機(タレント;俳優)
昭和31年千葉県生まれ
大学在学中にTBS「ぎんざNOW!」の「素人コメディアン道場」でチャンピ
オンとなり芸能界入り。 昭和57年「欽ちゃんのどこまでやるの!」グレ子
役の関根勤との“クロ子とグレ子”のコンビで人気者に。59年フジテレビ
系トーク番組「いただきます」(現在の「ごきげんよう」)の司会に起用
される。また関根勤と共にラジオ「コサキン」(現在の「コサキンDEワァ
オ!」)のパーソナリティーを務め、関連本などを出版。
◎ 関根勤(タレント)
昭和28年東京生まれ
TBS「ぎんざNOW!」の「素人コメディアン道場」に出場、5週勝ち抜いて初
代チャンピオンとなり、その年の干支がうさぎ年だったことからラビット
関根と命名され芸能界デビュー。昭和57年「欽ちゃんのどこまでやるの!」
のレギュラーとなり、芸名を本名に改める。60年から「小堺クンのおすま
しでSHOW」に出演。平成元年には自ら座長を務める「カンコンキンシアター」
をスタートさせた。
(WHOPLUSより)
(袴田)
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