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「本日も、風まかせ!」はWHOPLUSメールマガジンに連載中の、
坂本あおいさんによる人気コラムです。

◎ 坂本あおい(サカモト,アオイ) 文芸翻訳家 1971年東京都生まれ
主な訳書に『ねじの回転-心霊小説傑作選-』(創元推理文庫)、『熱い
指、冷たい唇 』(ヴィレッジブックス) 、『誘惑のトレモロ』(二見書房 
ザ・ミステリ・コレクション)、『新アラビア夜話』(光文社古典新訳文
庫)などがある。雑誌他にエッセイを発表するなど“ホソボソ”と活躍中。

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【1】WHO's NEW?     -WHOPLUS新着プロフィール情報
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11/25~12/3までにプロフィールが更新された著名人はこちら!

― ( )内の日付はご本人によるプロフィール回答年月日です ―


◎ 見山謙一郎(環境ビジネス・イノベーター,ap bank理事・COO)
平成2年住友銀行(現・三井住友銀行)に入行。本店営業第一部上席部長代理な
どを務めた後、17年退職。小林武史、桜井和寿、坂本龍一が設立した有限責任
中間法人“ap bank”に理事として参画。環境に関するさまざまなプロジェクト
への融資・支援活動に携わる。                         (2008.11.25)

◎ 長谷川浩一(長谷川酒店代表取締役)
昭和48年チヨダ勤務を経て、50年長谷川酒店入社。平成6年同店3代目社長に就
任。入手困難な日本酒をたくさん置く店として愛好家の間で知られるようにな
り、18年には表参道ヒルズ店を開店、「発泡にごり」日本酒人気の火付け役と
なった。                                             (2008.11.25)

◎ 梅原健(エイベックス・エンタテインメント・シニア・アクィジション・
ディレクター)
ギャガ・コミュニケーションズなどを経て、平成17年エイベックス・エンタテ
インメントに入社。シニア・アクィジション・ディレクターを務める。以来、
約30年の間に約100本の映画を買い付け、そのうち「アマデウス」「ラストエ
ンペラー」「シカゴ」「ミリオンダラー・ベイビー」「クラッシュ」など5作
品がアカデミー賞作品賞を受賞している。                (2008.12.1)

◎ 小谷允志(日本レコードマネジメント(株)レコードマネジメント研究所
所長)
リコー勤務を経て、文書・記録管理のコンサルティング会社、日本レコードマ
ネジメント(株)レコードマネジメント研究所所長。記録管理学会会長、国際
記録管理者協会(ARMA)東京支部理事も務める。著書に「今、なぜ記録管理な
のか=記録管理のパラダイムシフト」などがある。           (2008.12.2)

◎ 水無田気流(詩人,社会学者)
社会学の研究の傍ら、詩人としても活躍。平成17年出版の第一詩集「音速平和」
で第11回中原中也賞、20年出版の「Z境」で第49回晩翠賞を受賞した。
  (2008.12.3)

   (回答順、敬称略)

このコーナーでは、最近アンケートにご回答いただき、WHOPLUSに登録
された著名人のプロフィールの一部分を紹介しています。
さらに詳しいプロフィールや連絡先はWHOPLUSでチェック!


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編 集 後 記                 ― 「M-1グランプリ2008」
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「M-1グランプリ2008」で5位に終わったU字工事が、決戦の2日後に大竹まこと
のラジオ番組内で“最終まで残っていたら披露していたはずのネタ”を演じて
いた。そのネタを先に披露しておけば、ナイツを抜いて3位まで進めたかもしれ
ないといえるほど良く練られた内容だった。
しかし大竹も指摘していたが、栃木/北関東のローカルネタは、審査員が関西
勢で占められた会場ではピンとこないのかもしれない。
(袴)

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【3】話題のカタマリ(第56回)          ― 邦楽カバーの量産時代
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徳永英明が邦楽女性歌手作品のカバーアルバム「VOCALIST」シリーズを出し始
めてから、有名・無名を問わずいろいろなアーティストによる邦楽カバー曲を
耳にすることが多くなったと思う。ラジオだけでなく、「ヴィレッジ・ヴァン
ガード」などの雑貨店やカフェの店内で流れていることが多い。普段はJ-WAVE
を流していた職場近くのラーメン屋でも、邦楽作品のボサノバ風カバーで知ら
  れるSOTTE BOSSEの「Essence of life」シリーズをかけていたこともあったほ
どだ。

岩崎宏美は現在の所属レコード会社に移籍してから邦楽カバー「Dear Friends」
を手がけており、今年で4作目を数えるまでのシリーズとなった。岩崎良美との
姉妹デュエットもこのシリーズの名物になっている。安田姉妹(安田祥子・由
紀さおり)からは後釜を要請されているらしいが、岩崎姉妹は先達が拓いた領
域を侵さず、クラシック・童謡・唱歌は敢えてやらない方針だと、爆笑問題の
ラジオ番組にゲスト出演していた時に語っていた。

その岩崎宏美とは同じレコード会社のレーベル・メイトにあたるスターダスト・
レビューも、コーラスワーク中心にまとめた邦楽カバー「ALWAYS」を今年発売
した。岩崎もスタレビも、自身の長い音楽キャリアを活かした選曲にそれぞれ
の特色が出ていると思う。岩崎の「Dear Friends IV」では「人生の贈り物~
他に望むものはない~」が、スタレビの「ALWAYS」では「思い出はうたになっ
た」がアルバムの柱になっている。iPodなどでシャッフル再生して音楽を聴く
ことが多くなったが、1枚のアルバムに収録された曲順にも意味があるのだと
気づかされる。

ベテラン勢による単なる邦楽カバーでは企画が陳腐化してきたのだろう。稲垣
潤一は、ひとひねりした邦楽カバー「男と女-TWO HEARTS TWO VOICES」を出
した。デュエット曲ではない原曲を男女デュエット曲にアレンジしたのだ。
デュエット曲=ムード歌謡 or 演歌という概念を打ち破れれば、カラオケでも
  定着するかもしれない。

いわゆる“トリビュートもの”のブームも含めて、ここ数年で多くの邦楽ポッ
プス/フォーク/ロックがカバーされてきた。ヒットチャートに上がってくる
曲が若年層のみをターゲットにしていたが、近年は中高年が音楽回帰してきた
ことも後押しになって、単なる“世代の懐メロ”鑑賞ではなく“ニュー・スタ
ンダード”の発掘につながれば、音楽業界の再活性化にもなるだろう。


◎ 徳永英明(シンガー・ソングライター)
昭和36年福岡県生まれ
18歳で上京。俳優養成所を経て、ライブハウスで経験を積み、昭和61年シン
グル「レイニー・ブルー」でデビュー。62年シングル「輝きながら…」がCM
ソングとなり大ヒット。以後、「風のエオリア」「壊れかけのRadio」がヒッ
ト。平成3年アルバム「Revolution」がミリオンセラーとなる。13年「スー
パーサッカー」の司会の一人となるが、病気のため休養に入る。14年活動再
開。17年、18年女性歌手作品のカバーアルバム「VOCALIST」「VOCALIST 2」
が2作で80万枚のヒットに。19年「VOCALIST 3」で自身初のミリオンを達成。

◎ 岩崎宏美(歌手)
    昭和33年東京都生まれ
日本テレビ系「スター誕生」のグランドチャンピオンになり、昭和50年春「二
重唱(デュエット)」でデビュー。2枚目の「ロマンス」が大ヒットし、この年
NHK「紅白歌合戦」に初出場。57年「聖母たちのララバイ」が大ヒット。59年
所属プロダクションから独立。平成11年デビュー25周年記念アルバム「Never
Again」をリリース。舞台出演に「屋根の上のバイオリン弾き」「レ・ミゼラ
    ブル」がある。

◎ 根本要(ミュージシャン)
    グループ名=スターダスト・レビュー(STARDUST REVUE)
昭和32年埼玉県生まれ
柿沼清史、寺田正美、林紀勝、三谷泰弘と5人で高校時代から“アレレのレ”
でバンド活動を始める。昭和50年「オラは鎮守の村祭り」がポプコンで優秀曲
賞を受賞し、56年グループ名をスターダスト・レビューと改め、シングル「シュ
ガーはお年頃」、アルバム「STARDUST REVUE」でデビュー。59年「夢伝説」が
ヒット。

◎ 稲垣潤一(歌手)
昭和28年宮城県生まれ
高校卒業後、ライブハウス、ディスコ、米軍キャンプなど様々な場所でライブ
活動をする中、ドラムを叩きながら歌うというスタイルで注目を浴びる。昭和
57年「雨のリグレット」でデビュー、「ドラマティック・レイン」がヒット。
平成4年「クリスマスキャロルの頃には」がドラマ主題歌に起用され大ヒット。
19年デビュー25周年を迎え、ライブ映像を集めた初のDVDボックス「EDGE OF
TIME」を発売。
(WHOPLUSより)

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【2】知的バラエティコラム/本日も、風まかせ!(第50回)    坂本あおい
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鬼になって神に会う

人間としてこの世に生をうけた者は、いつかは必ず死ぬ運命にある。そのせい
だろうか、死を表現する言葉はとても多彩だ。なかでも、わたしが好きな表現
は「鬼籍に入る」。鬼が鉛筆なめなめ、あの世にやってきた死者を記録をして
いるのかと想像すると、なんともユーモラスではないか。と思ったら、「鬼」
自体が死者を意味するそうで、死んで過去帳に名前が記入されるという意味だ
とか。つまり、死ぬと仏にも鬼にもなれるわけだ。

もちろん英語の辞書を見ていても、死に関するさまざまな表現に出くわすのだ
けれど、人類共通の定めだけに、わりと日本語と同じ発想だったりする。以下
にいくつかの表現と直訳を載せてみよう。けっこう、ピンときませんか?

answer the call(お召しに応じる)
lay down life's burden (人生の重荷を下ろす)
under the daisies (デイジーの陰)
come to dust (土に還る)
make one's exit (退場する)
join the majority(多数派のひとりとなる)
meet one's Maker(創造主に会う)
cross the river (川を渡る)

この最後の川というのは三途の川を連想させるが、おそらくギリシア神話の冥
界を流れるステュクス川に由来するのだろう。ここにもカロンという底意地の
悪い渡し守がいて、渡し賃を徴収される。

さて、今年もそろそろ終わりだ。ということで、この一年のうちに泉下の客と
なった大勢のうち、天寿をみごとに全うしたとおぼしきご長寿をWHOでさが
してみた。ひとりはオーストラリアの世界最高齢のブロガー、もうひとりはフ
ランスの歴史の生き証人。経歴を読むと、まさに惜しまれつつの退場といった
感じだ。今頃は、先立った多数の友人たちとあの世で再会を喜んでいるだろう
か。それとも、草葉の陰から、あるいは空のお星さまとなって、この世を見守っ
ているだろうか。

◎ ライリー,オリーブ(Riley,Olive)
世界最高齢のブロガー 没年齢=108歳 
2007年2月107歳でブログを開設。子育てや、バーで働いていたことなどの回
想、1900年代初期の洗濯の仕方などを紹介し、鮮明な記憶を元に綴った文章
が人気を呼ぶ。2008年7月に亡くなるまで70回以上掲載し、米国やロシアなど
世界中に読者がいた

◎ ポンティセリ,ラザール(Ponticelli,Lazare)
第一次大戦に従軍し生存していた唯一のフランス人兵士 没年齢=110歳
生計を立てるためイタリアからフランスに移住。1914年第一次大戦が勃発し
た際に年齢を偽り、16歳で外人部隊に入隊。同大戦に従軍し生存していた唯
一のフランスの軍人で、2008年の死去にあたっては国葬が営まれた

(WHOPLUSより)

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編 集 後 記                   ― 和夫ちゃんを目撃
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ABCラジオ『全力投球!!妹尾和夫です』のパーソナリティ・和夫ちゃんが、番
組内でもよく話題にしている行きつけの蕎麦屋で、大阪在住の知人たちと呑み
会を開いた。

宴が盛り上がり始めた頃、カウチンセーター風の派手な服を着たゴマシオ頭の
CEO(ちょっと・エロい・おっさん)が、女性同伴でお店に入ってきた。

和夫ちゃんだ!緊張で酒宴の座が固まった。
しかし、ここで黙ってしまうといかにも不自然なので(笑)、余太話を始めた
のだが、よりによってABCアナウンサーへのダメ出しトークだった。(笑)

和夫ちゃんご一行は、蕎麦を手繰ると小一時間ほどでスーッと帰っていった。
関西在住の熱心な番組リスナーでも、その店で和夫ちゃんに遭遇するのはラッ
キーだとは聞いていたが、なるほど滞在時間が短いのだ。

この日は和夫ちゃんのデビューCDの発売当日だったので、多忙で店には現れな
いだろうと思っていたのだが、いつもと変わらぬ一日を終えた様子であった。

(袴)

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【3】話題のカタマリ(第55回)           ― 東と西で違うキャラ
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関西制作のバラエティ番組を関東で見ていると、ゲストに出ている関西出身タ
レントのキャラクターが関東で浸透しているそれと異なり、違和感を覚えるこ
とがある。しかし、関西へ出かけて現地制作のテレビ・ラジオ番組を見聞きす
ると、それまで見慣れていたキャラクターはあくまでも“東京向け”にアレン
ジされたものに過ぎず、活動拠点の関西でのキャラクターがタレント本来のも
のなのだと気づく。

よく知られたところでは、コメディアン・たむらけんじがいる。お笑い番組だ
けを見ていると獅子舞漫談姿しか記憶に残らないが、関西ローカルの番組でそ
の姿を見ることは無い。関東ではtvk(テレビ神奈川)などのUHF局で放映され
ている『探偵!ナイトスクープ』は、本来の“たむけん”の姿を毎週見られる
貴重な番組だ。

今年の4月から『バラエティー生活笑百科』の隔週レギュラーとなった上方落語
家・桂吉弥は、全国的には『新選組!』『ちりとてちん』の俳優としてのイメー
ジが強いが、関西のラジオ番組を聴いていると元・関西テレビアナウンサーの
桑原征平を相手に“おばちゃんキャラ(一部おねえキャラもあり)”が全開で
あることがわかる。本業は落語家なので、キャラ作りは芸の幅を広げることに
繋がるのだと思うが、つい先日「米朝一門会」の高座を見ていただけに、初め
てラジオ番組を聞いたときには、ギャップの大きさに驚いた。

そして最後に、島田紳助・明石家さんまが司会を務める番組などでは、その片
鱗が垣間見られるが、'80年代デビューのママドル・堀ちえみは、今や“大阪
の多産おばちゃんキャラ”がすっかり定着している。20年後には上沼恵美子の
ポジション(浪速の主婦代表)を奪っているかもしれない。


◎ たむらけんじ(コメディアン)
昭和48年大阪出身
高校時代の同級生と漫才コンビ・LaLaLaとして活動するが、平成11年解散。
以後ピン芸人として活動し、裸にふんどし、サングラス姿で獅子舞を片手に
繰り広げる“獅子舞漫談”で人気を集める。持ちギャグは“チャ~ッ”。

◎ 桂吉弥(落語家)
昭和46年大阪出身
平成6年桂吉朝に入門。9年ABCお笑い新人グランプリ審査員特別賞を受賞。
関西の小劇場で役者としても活躍。16年にはNHK大河ドラマ「新選組!」に
密偵・山崎烝役で出演。17年なにわ芸術祭新人賞を受賞。19年NHK朝の連続
テレビ小説「ちりとてちん」に落語家のヒロインの兄弟子・徒然亭草原役で
出演。

◎ 堀ちえみ(タレント)
昭和42年大阪生まれ
中学3年の時、ホリプロタレントスカウトキャラバンの第6回チャンピオンと
なり、昭和57年「潮風の少女」で歌手デビュー。同年レコード大賞新人賞受
賞。58年テレビドラマ「スチュワーデス物語」に主演し、“ドジでのろまな
松本千秋”役を演じて評判となった。62年芸能界を引退。平成8年復帰し、
大阪を拠点に活動。17年“花の82年組”と言われた同期デビューの松本伊代、
早見優とともにママドルユニット“キューティー・マミー”を結成。

(WHOPLUSより)

(袴田)

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【1】WHO's NEW?     -WHOPLUS新着プロフィール情報
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10/21~11/2までにプロフィールが更新された著名人はこちら!

― ( )内の日付はご本人によるプロフィール回答年月日です ―


◎ 藤原寛一(旅行家,写真家)
昭和62年より50ccバイクによる世界5大陸の旅をスタート。オーストラリア一周
を皮切りに、平成2~4年アフリカ、ヨーロッパ、北アメリカ、6年にはアジアを
横断。9~11年北南米大陸縦断で5大陸の旅達成。旅行期間1500日間、走行距離
15万キロ。訪問した国は合計60ケ国にのぼった。        (2008.10.21)

◎ 駒崎弘樹(特定非営利活動法人フローレンス代表理事)
慶応義塾大学在学中の平成11年、(有)ニューロンに共同経営者として参画し、
3年生の時に代表取締役社長に就任。学生ITベンチャーの経営者として、様々
な技術を事業化。大学卒業後、“病児保育問題”を知り、“フローレンス・
プロジェクト”を始動。17年江東区、中央区にて全国初の保険的病児保育サ
ポートシステムである「フローレンスパック」をスタート。働く家庭のサポー
ト事業の拡大、病児保育や働き方に対する社会全体の取り組みの活性化に努
める。                          (2008.10.29)

◎ 伊藤智也(車いす陸上選手,北京パラリンピック金メダリスト)
平成9年難病の多発性硬化症を発病して下半身不随となり、左目の視力も失う。
その後、車いす陸上競技を始め、15年世界選手権では3種目で金メダルを獲得。
17年プロ宣言。18年に一度引退したが、19年秋に復帰。20年北京パラリンピッ
ク400メートルで金メダル、800メートルは世界記録で金メダルを獲得。                                      (2008.10.31)

◎ 諏訪部章(岩手医科大学医学部教授)
平成3年山形大学医学部助手、6年講師、10年助教授を経て、13年岩手医科大学
医学部教授。呼吸器内科学の専門医で、17年「ぜん息ハラスメントに物申す」
を出版。同書を編集する過程で知り合った映画監督の殿町生と協力し、ぜんそ
くの啓発映画の製作を企画。                 (2008.10.31)

◎ 山本謙治(農産物流通・ITコンサルタント,グッドテーブルズ代表取締役
     社長)
大学在学中、畑サークル“八百藤”を設立し、キャンパス内外で野菜を栽培す
  る。平成9年野村総合研究所に入社。電子商取引のコンサルティング業務に従
  事するほか、畜産業界団体・農産物流通団体のECビジネス事業を立案、プロジェ
  クト化にあたる。16年グッドテーブルズを設立、代表取締役に就任。農産物流
  通コンサルタントとして活躍。               (2008.11.2)

   (回答順、敬称略)

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【2】知的バラエティコラム/本日も、風まかせ!(第49回)    坂本あおい
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インダストリアル・デザイナーという仕事

10年ほど前になるだろうか。あるとき、見知らぬ大男がいきなり家に訪ねて
きたことがあった。スキンヘッドの西洋人で、鍛えあげられた屈強なタイプ。
どちらかというと怪しげな風貌だが、なぜか、やけにニコニコしている。聞け
ば、どこかの国境でちょっとばかり無理なことをして捕まった経験があり、そ
のとき「同志」だったのが、放浪系旅人のうちの兄だったという。あいにく、
兄はまたべつの旅に出て不在だったが、せっかく住所のメモをたよりに異国か
ら訪ねてきてくれたので、両親とわたしでもてなすことになった。

このオランダ人、職業を聞いてみるとインダストリアル・デザイナーだという。
わたしにとって耳慣れない言葉だったので、つまり、どんな仕事かと質問して
みたが、結局のところあまりよくわからない。とりあえず、インダストリアル
(=工業)のデザイン(=設計)なのだから、なにやら理系っぽい仕事なのか
と適当に納得したのだった。

ところが、最近ようやくピンときた。このほどパソコンを買ったが、おなじメー
カーでも上位モデルはかっこいいが、わたしの身の丈にあった下位モデルは、
微妙にデザインがよろしくない。長年使った洗濯機を買い替えようとしたら、
それまでのスペースにはいる型は、見た目が非常にシャビー(=shabby:みす
ぼらしい)。かといって新型の大きいやつも、妙な形状でまわりの家具になじ
まない。結局、妥協してシャビーなほうを買うことに。

せっかく新しい製品が家にやってきたというのに、ああ、なんだかガッカリ。
さらに、毎日目にし、数年間は使いつづけるものだけに、ガッカリ度も倍増だ。
しかし、なるほど。こういうガッカリを生み出したり、解消してくれたりする
のが工業デザイナーだったのか! WHOPLUSの書誌情報のなかに、こん
なわかりやすい一文があった。

『インダストリアルデザイナーになるには』(なるにはBOOKS)
石川弘著
私たちが日常使っているすべての工業製品にインダストリアルデザイナー
はかかわっています。みんな、知らず知らずのうちに、お世話になってい
るわけです。(後略)

ドイツなどでは、家電のような工業製品は美しくないという意識があるのか、
すべて棚におさめてしまう人をけっこう見た。キッチンの扉の裏がパン切り機
になっていたり、テレビや冷蔵庫がすっぽり棚におさまっていたり。しかし日
本の狭い住宅では、なかなかこうはいかない。なので出しっぱなしでも美しく、
インテリアにもなじむ製品をじゃんじゃん作ってほしいものだ。

ということで、世のインダストリアル・デザイナーさんたち、これまであなた
がたの仕事のありがたみを理解していなくて、ごめんなさい。製品の性能と美
を橋渡しする、なんて意義のあるすばらしい職業でしょう。今後ともおおいに
活躍して、わたしたちの生活を良デザインのもので満たしてくださいますよう
に。

◎ 栄久庵憲司(インダストリアルデザイナー)
昭和4年広島県出身
昭和25年東京芸術大学図案科に入学。工業製品の量産品にも美が与えられる
インダストリアルデザインに開眼、在学中より各種デザインコンクールに入
選するなど活躍。31年日本貿易振興会(ジェトロ)デザイン留学生として米
国に留学。帰国後、32年GKインダストリアルデザイン研究所を設立し、所長
となる。現在、株式会社GKデザイン機構代表取締役会長、他GKデザイングル-
プ代表。

◎ 喜多俊之(工業デザイナー)
昭和17年大阪生まれ
昭和42年アルミ加工会社を退職して工業デザイナーとして独立。44年イタリ
ア・ミラノへ渡り、45年椅子のデザインで注目される。48年IDKデザイン研
究所設立。55年国際家具フェアに「ウインク・チェア」を発表、大ヒットと
なり、 56年日本人で3人目となるニューヨーク近代美術館の永久展示品に選
ばれた。
(WHOPLUSより)


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編 集 後 記                     ― パナソニック
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松下電器が今月からパナソニックに社名変更した。それに伴って「水戸黄門」
でおなじみの月曜夜のドラマ放映枠も“ナショナル劇場”から“パナソニック
ドラマシアター”になった。
あの政治家予備校は“パナソニック政経塾”にならないのだろうか?
(袴)

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