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【3】話題のカタマリ(第55回) ― 東と西で違うキャラ
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関西制作のバラエティ番組を関東で見ていると、ゲストに出ている関西出身タ
レントのキャラクターが関東で浸透しているそれと異なり、違和感を覚えるこ
とがある。しかし、関西へ出かけて現地制作のテレビ・ラジオ番組を見聞きす
ると、それまで見慣れていたキャラクターはあくまでも“東京向け”にアレン
ジされたものに過ぎず、活動拠点の関西でのキャラクターがタレント本来のも
のなのだと気づく。
よく知られたところでは、コメディアン・たむらけんじがいる。お笑い番組だ
けを見ていると獅子舞漫談姿しか記憶に残らないが、関西ローカルの番組でそ
の姿を見ることは無い。関東ではtvk(テレビ神奈川)などのUHF局で放映され
ている『探偵!ナイトスクープ』は、本来の“たむけん”の姿を毎週見られる
貴重な番組だ。
今年の4月から『バラエティー生活笑百科』の隔週レギュラーとなった上方落語
家・桂吉弥は、全国的には『新選組!』『ちりとてちん』の俳優としてのイメー
ジが強いが、関西のラジオ番組を聴いていると元・関西テレビアナウンサーの
桑原征平を相手に“おばちゃんキャラ(一部おねえキャラもあり)”が全開で
あることがわかる。本業は落語家なので、キャラ作りは芸の幅を広げることに
繋がるのだと思うが、つい先日「米朝一門会」の高座を見ていただけに、初め
てラジオ番組を聞いたときには、ギャップの大きさに驚いた。
そして最後に、島田紳助・明石家さんまが司会を務める番組などでは、その片
鱗が垣間見られるが、'80年代デビューのママドル・堀ちえみは、今や“大阪
の多産おばちゃんキャラ”がすっかり定着している。20年後には上沼恵美子の
ポジション(浪速の主婦代表)を奪っているかもしれない。
◎ たむらけんじ(コメディアン)
昭和48年大阪出身
高校時代の同級生と漫才コンビ・LaLaLaとして活動するが、平成11年解散。
以後ピン芸人として活動し、裸にふんどし、サングラス姿で獅子舞を片手に
繰り広げる“獅子舞漫談”で人気を集める。持ちギャグは“チャ~ッ”。
◎ 桂吉弥(落語家)
昭和46年大阪出身
平成6年桂吉朝に入門。9年ABCお笑い新人グランプリ審査員特別賞を受賞。
関西の小劇場で役者としても活躍。16年にはNHK大河ドラマ「新選組!」に
密偵・山崎烝役で出演。17年なにわ芸術祭新人賞を受賞。19年NHK朝の連続
テレビ小説「ちりとてちん」に落語家のヒロインの兄弟子・徒然亭草原役で
出演。
◎ 堀ちえみ(タレント)
昭和42年大阪生まれ
中学3年の時、ホリプロタレントスカウトキャラバンの第6回チャンピオンと
なり、昭和57年「潮風の少女」で歌手デビュー。同年レコード大賞新人賞受
賞。58年テレビドラマ「スチュワーデス物語」に主演し、“ドジでのろまな
松本千秋”役を演じて評判となった。62年芸能界を引退。平成8年復帰し、
大阪を拠点に活動。17年“花の82年組”と言われた同期デビューの松本伊代、
早見優とともにママドルユニット“キューティー・マミー”を結成。
(WHOPLUSより)
(袴田)
【3】話題のカタマリ(第55回) ― 東と西で違うキャラ
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関西制作のバラエティ番組を関東で見ていると、ゲストに出ている関西出身タ
レントのキャラクターが関東で浸透しているそれと異なり、違和感を覚えるこ
とがある。しかし、関西へ出かけて現地制作のテレビ・ラジオ番組を見聞きす
ると、それまで見慣れていたキャラクターはあくまでも“東京向け”にアレン
ジされたものに過ぎず、活動拠点の関西でのキャラクターがタレント本来のも
のなのだと気づく。
よく知られたところでは、コメディアン・たむらけんじがいる。お笑い番組だ
けを見ていると獅子舞漫談姿しか記憶に残らないが、関西ローカルの番組でそ
の姿を見ることは無い。関東ではtvk(テレビ神奈川)などのUHF局で放映され
ている『探偵!ナイトスクープ』は、本来の“たむけん”の姿を毎週見られる
貴重な番組だ。
今年の4月から『バラエティー生活笑百科』の隔週レギュラーとなった上方落語
家・桂吉弥は、全国的には『新選組!』『ちりとてちん』の俳優としてのイメー
ジが強いが、関西のラジオ番組を聴いていると元・関西テレビアナウンサーの
桑原征平を相手に“おばちゃんキャラ(一部おねえキャラもあり)”が全開で
あることがわかる。本業は落語家なので、キャラ作りは芸の幅を広げることに
繋がるのだと思うが、つい先日「米朝一門会」の高座を見ていただけに、初め
てラジオ番組を聞いたときには、ギャップの大きさに驚いた。
そして最後に、島田紳助・明石家さんまが司会を務める番組などでは、その片
鱗が垣間見られるが、'80年代デビューのママドル・堀ちえみは、今や“大阪
の多産おばちゃんキャラ”がすっかり定着している。20年後には上沼恵美子の
ポジション(浪速の主婦代表)を奪っているかもしれない。
◎ たむらけんじ(コメディアン)
昭和48年大阪出身
高校時代の同級生と漫才コンビ・LaLaLaとして活動するが、平成11年解散。
以後ピン芸人として活動し、裸にふんどし、サングラス姿で獅子舞を片手に
繰り広げる“獅子舞漫談”で人気を集める。持ちギャグは“チャ~ッ”。
◎ 桂吉弥(落語家)
昭和46年大阪出身
平成6年桂吉朝に入門。9年ABCお笑い新人グランプリ審査員特別賞を受賞。
関西の小劇場で役者としても活躍。16年にはNHK大河ドラマ「新選組!」に
密偵・山崎烝役で出演。17年なにわ芸術祭新人賞を受賞。19年NHK朝の連続
テレビ小説「ちりとてちん」に落語家のヒロインの兄弟子・徒然亭草原役で
出演。
◎ 堀ちえみ(タレント)
昭和42年大阪生まれ
中学3年の時、ホリプロタレントスカウトキャラバンの第6回チャンピオンと
なり、昭和57年「潮風の少女」で歌手デビュー。同年レコード大賞新人賞受
賞。58年テレビドラマ「スチュワーデス物語」に主演し、“ドジでのろまな
松本千秋”役を演じて評判となった。62年芸能界を引退。平成8年復帰し、
大阪を拠点に活動。17年“花の82年組”と言われた同期デビューの松本伊代、
早見優とともにママドルユニット“キューティー・マミー”を結成。
(WHOPLUSより)
(袴田)
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