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人物・文献情報データベースWHOPLUSの“人物”をテーマにしたブログです!
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【1】WHO's NEW?     -WHOPLUS新着プロフィール情報
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9/18~10/9までにプロフィールが更新された著名人はこちら!

― ( )内の日付はご本人によるプロフィール回答年月日です ―

◎ 都あきこ(イラストレーター,エッセイ漫画家)
黒潮マンガ賞入選を機に広告会社を退社。フリーのイラストレーターとして活
動を始め、ダイエットエッセイ「パラサイト・デブ」でデビュー。エッセイ漫
画や広告マンガの他、イラスト・キャラクターデザインなども手がける。著書
に「パパ抜き子連れ旅」など。                             (2007.9.18)

◎ 松本文雄(コンサルタント,啓発向教材製作者)
日本楽器製造(現・ヤマハ)勤務を経て、松籟技術事務所代表。小型風力発電
機の製作や風力啓発の教材製作・受託に携わる傍ら、風力発電や環境問題につ
いて講演。著書に「風・風車のQ&A120」などがある。     (2007.10.3)

◎ 岡ノ谷一夫(理化学研究所脳科学総合研究センター・生物言語研究チーム
リーダー)
千葉大学文学部助教授を経て、平成17年理化学研究所脳科学総合研究センター
生物言語研究チームリーダー。小鳥の歌や脳を研究し、ジュウシマツの歌には
文法があり、オスがメスの気をひくために華麗な歌を発達させ、脳神経も複雑
化としたという“文法の性淘汰起源説”を提唱、注目を集める。
      (2007.10.3)

◎ 石黒謙吾(著述家,編集者)
雑誌「PENTHOUSE」、「Hot-Dog-PRESS」の編集者を経て、9年ブルー・オレン
  ジ・スタジアムを設立し、代表。書籍の執筆、編集、プロデュースを手がける。
  著書に「盲導犬クイールの一生」「ダジャレ ヌーヴォー」「図解でユカイ」、
  編書に「ザ・マン盆栽」シリーズなど多数。             (2007.10.4)

◎ 外池昇(成城大学文芸学部文化史学科非常勤講師)
調布学園女子短期大学(のち調布学園短期大学)専任講師を経て、助教授。の
  ち成城大学、田園調布学園大学非常勤講師。文献史学の立場から天皇家の陵墓
  の研究に取り組む。                                   (2007.10.5)

◎ 小松正之(水産総合研究センター理事)
昭和52年農林水産省に入省。のち水産庁漁業交渉官として捕鯨を担当。現在、
  水産総合研究センター理事。この間、平成2年より国際捕鯨委員会(IWC)の日
  本交渉団に参加し、のちナンバー2として日本の主張を前面に立って展開、タ
  フ・ネゴシエーターと呼ばれる。17年米紙「ニューズウィーク」日本語版「世
  界に尊敬される日本人100人」の2番に選出された。            (2007.10.9)

    (回答順、敬称略)

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松戸市のホールで「桂三枝・春風亭小朝 東西落語名人会」を観た。

演目は
1.林家ひろ木「大安売り」
2.春風亭小朝「親子酒」
(中入り)
3.春風亭勢朝「荒茶」
4.桂三枝「妻の旅行」
の4席。

隣席に座っていたおしゃべりなオバちゃん2人が、中入り後には席に戻って来な
かったのだが、もしかして中入りを終演と勘違いして、三枝師匠を観ずに帰って
しまったのだろうか?
(袴)

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【3】話題のカタマリ(第44回)         ― 昭和を踊りぬいた振付師
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昭和を代表する作詞家・阿久悠の訃報に驚き、いくつもの追悼特番を観るたび
に“阿久悠作品”で育ったことに気づかされたのは、つい先月のことだった。
そして今月、ピンクレディーの人気を支えたもう一人の立役者だった振付師の
土居甫も、後を追うように去ってしまった。

いつだったか朝日放送の「探偵!ナイトスクープ」で、「(放映当時)30歳以
上の女性は、誰でもピンクレディーの振り付けをできるか確かめてほしい」と
いう依頼があり、実際のロケ(大阪市内)では、「もう覚えてないわぁ」と言
いながらも、ピンクレディーの音楽がかかると、ラジオ体操のように勝手に体
が動き出してしまう様子は爆笑モノだった。
思えば、これほど振付を浸透させ、振付師という職業を世間に認知させたのは、
彼が初めてではなかったか?

おヒョイさんこと藤村俊二など、ダンスや振付の仕事を起点にタレントや俳優
になった人は何人もいるが、土居氏はあくまでも振付師の枠をはみ出さずに徹
した存在だったと思う。(タモリの「今夜は最高!」でコントに出ていたこと
はあったけれど...)

ラッキィ池田やパパイヤ鈴木あたりから、振付師も見た目のインパクトが重要
になり、最近のKABA.ちゃんや真島茂樹では"お姉キャラ"が人気を呼ぶ要素に
なってきたのだろう。

果たして今から20年後に「マツケンサンバII」を踊れる30代が残っているだろ
うか?


◎ 土居甫(振付師)
昭和11年愛媛県生まれ 平成19年9月没
昭和32年東宝演劇部所属となり、ミュージカル・芝居・ダンスで活躍。34年振付
けの仕事を始め、46年から「スター誕生」で"花の中3トリオ"やピンクレディー
らの振付を手がけた。

◎ 藤村俊二(俳優)
昭和9年神奈川県生まれ
東宝ミュージカルや日劇ダンシングチームを経て、パリでパントマイムを学び、
振付師に転向。さらにコメディアン、司会者として人気者に。その後は俳優と
して、テレビ、映画、舞台で幅広く活躍。ニックネームは"おヒョイ"。

◎ ラッキィ池田(振付師;タレント)
  昭和34年東京都生まれ
映画「サタデー・ナイト・フィーバー」を見たのが"ダンス人生"のきっかけ。昭
和59年伊武雅刀、小林克也らのスネークマンショーオーディション合格、ビデオ
に振付師として参加、その後はステージ、映画、ビデオ、テレビなどに出演。他
にCM振付も手がけ、アーノルド・シュワルツェネッガーの「カップヌードル」な
どを担当。

◎ パパイヤ鈴木(ダンサー;振付師;タレント)
昭和41年生まれ
16歳でダンサーとなり、20歳から振付師兼ダンスインストラクターとして活躍。
平成10年おやじダンサーズを結成、リーダーとなる。ウルフルズのプロモーショ
ンビデオ「それが答えだ!」で振り付けを担当し、出演。12年バラエティー番組
「Gパラダイス debuya」(のち「元祖!でぶや」)でホンジャマカの石塚英彦と司
会を務める。

◎ KABA.ちゃん(タレント;振付師;ダンサー)
昭和44年福岡県生まれ
テレビ東京「ASAYAN」のオーディションコーナー"コムロギャルソン"で合格した
taeco、 asamiと共に3人でdosを結成。グループ解散後は、振付師としてSMAPや
安室奈美恵などの人気アーティストを手掛ける。"お姉キャラ"のタレントとして
も活躍。

◎ 真島茂樹(振付師;タレント)
栃木県生まれ
元日劇ダンシングチームに所属。平成16年俳優の松平健が歌って大ヒットした
「マツケンサンバII」の振り付けを担当、自身も一躍注目を集める。愛称はマ
ジー。

(袴田)

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【1】WHO's NEW?     -WHOPLUS新着プロフィール情報
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8/28~9/10までにプロフィールが更新された著名人はこちら!

― ( )内の日付はご本人によるプロフィール回答年月日です ―

◎ 加藤みどり子(メイクアップ・アーティスト)
資生堂に入社後、ポスター、CFなどの撮影に携わり、小泉今日子、今井美樹ら
のメイクアップを担当。平成元年~5年パリに駐在し、長期にわたりパリコレ
クション等のメイクアップも手がける。現在は後進の育成ほか、講演活動など
にも幅広く活躍                         (2007.8.28)

◎ 志葉玲(ジャーナリスト)
番組制作会社を経て、平成14年よりフリーのジャーナリストとして活動を始め
る。イラク戦争に関する取材に精力的に取り組み、バグダッド、サマワ、ファ
ルージャなどで自爆攻撃の現場や米軍による“テロ掃討作戦”、自衛隊の活動
などについて取材を重ね、イラク情勢に関する情報を発信し続ける                                          (2007.9.5)

◎ 光畑由佳(モーハウス代表)
結婚を機に、つくばでの子育て情報誌「ままとーん」創刊に編集長として参加、
茨城県内のお産情報や産院特集などを手がける。平成9年米国製の授乳服と出
合い、同年モーハウスを設立。のちに日本人に合った外出用の授乳服を考案、
デザイン・製作・販売や、子育て女性のネットワーク、コミュニティ支援にあ
たる                               (2007.9.5)

◎ 笠眞一(バーガーキング・ジャパン社長)
昭和51年日本マクドナルドに入社し、上級執行役員営業推進本部長などを経て、
平成17年日本ウェンディーズ社長。18年日本に再上陸したバーガーキングの日
本法人社長に就任                         (2007.9.6)

◎ 中村誠一(考古学者,コパン考古学プロジェクト・ディレクター)
大学卒業後、青年海外協力隊考古学隊員として中米のホンジュラス共和国に渡
る。昭和59年~平成6年ラ・エントラーダ考古学プロジェクト、7~9年ラス・
ピラス遺跡発掘・保存プロジェクトの各調査団長を務め、11年よりホンジュラ
ス国立人類学歴史学研究所コパン遺跡保存部長。12年マヤ文明の中心的遺跡コ
パンで10J-45「王墓」を発見し調査にあたった          (2007.9.10)

    (回答順、敬称略)

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【2】知的バラエティコラム/本日も、風まかせ!(第35回)    坂本あおい
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両刀遣いの男

同年輩の男女があつまってカフェで談笑していたとき、わたしは無邪気にケー
キをパクつくある男性に質問した。
――あなた、ひょっとして両刀なの?
と、その場にいたみんなが凍りついた。唐突に質問したわたしが悪かったのか
もしれないが、全員が全員「両刀=バイセクシュアル」だと解釈したのだ。結
果、みんなは大爆笑。わたしは、恥ずかしい失言をした道化役にされてしまっ
た。ちょっと待ってよ、みんな! 両刀とはこういう意味ですよ。

1 大小の刀を左右の手に持って戦う剣法。また、その人。二刀流。二刀遣い。
2 二つの事が同時にできること。また、その人。「演出家と俳優の―」
3 酒も甘い物も好きなこと。また、その人。甘辛両党。
(大辞林「両刀遣い」の項より引用)

わたしが言ったのはもちろん「3」の酒+甘い物の意味だ。バイセクシュアル
は「2」の語義に含まれるともいえるけど、独立した項目があるということで、
辞書的には甘辛両党のほうに軍配でしょう。それにしても、なにも全員が勘違
いしなくてもねェ。みんな「3」の意味を知らないのか、それとも、わたしは
そっち系の話が好きだと思われていたのか。どちらにしても、おそろしいこと
だ。

さて、WHOPLUSの中をさがしてみると、こんな両刀さんがいた(ちなみ
に「甘辛両党」「バイ」の両刀さんは、残念ながら不在)。

◎ 能勢頼誼(剣客)
旧松本藩士。幼少より武芸を好み、剣術を得意とした。安政6年(1859年)上州
高崎の剣客・津田明馨に入門し、天真伝一刀流の極意を修得。のちには道場を
  営みながら剣技を研磨し、両刀の新技法を編み出して天真伝剣法を創始した。

◎ ブロック,アーネスト(経済学者)
ニューヨーク連銀のリサーチ部門エコノミストからファイナンス分野の教授に。
著書に「投資銀行の内幕」があり、その実務・理論の両刀使いの特技を生かし
  た「Regulation and Deregulation, Impending Changes for Securities Markets」
など数冊の共著者または編者としてつとに名高い。
(データベース「WHOPLUS」より一部抜粋)

いずれも才能があって器用でないとできない芸当だろう。わたしは不器用だから、
「両刀」のどの用法についても、刀は一振りでじゅうぶんだ――とりわけ「3」
の意味においてはね。

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馬インフルエンザの影響で、中央競馬やいくつかの地方競馬が開催中止となっ
たお盆休みの週末は、欽ちゃんこと萩本欽一(66歳)が走る姿に注目した方も
多かったことだろう。
欽ちゃんの完走で影が薄くなってしまったが、同番組内の企画で陸上十種競技
に挑戦していた初代チャリティーマラソンランナーの間寛平(58歳)も、1500
メートル走でマスターズ日本記録を塗り替えたことは、もっと大きく取り上げ
ても良いと思う。
(袴)

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【3】話題のカタマリ(第43回)              ― 佐賀ブーム再び
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佐賀といえば、お笑い芸人・はなわのパロディご当地ソング「佐賀県」のヒッ
ト以降は、島田洋七の自伝的小説「佐賀のがばいばあちゃん」が、徳間書店か
ら再刊されたのをきっかけに、昨年から今年にかけて作品の映画化・ドラマ化・
舞台化が続き、何かと話題となっていた。

そしてこの夏、新たな「佐賀伝説」が生まれた。
県立の佐賀北高校が、帝京、広陵などの強豪を破り、夏の甲子園大会を制した
のだ。

実は、その決勝の模様はリアルタイムやニュース速報ではなく、夕方のニュー
ス番組で流れていた映像をチラッと観て、7回までの「佐賀北 0 - 4 広陵」と
いう場面しか確認できなかったため、しばらくの間は広陵が優勝したのだと思
い込んでいた。
しかし、帰宅してから改めてスポーツニュースを観てビックリ!8回からの大
逆転で、「佐賀北 5 - 4 広陵」という快挙だったのだ。
高校野球の特待生問題で大騒ぎしていた年に、そんなこととは無縁な全員地元
出身の公立高校が優勝したのだから、何とも皮肉な結果ともいえる。

さて同郷のよしみで、はなわから甲子園出場のニュースを聞いて今大会に注目
していたという同校OGの女優・中越典子は決勝戦の日に、いてもたってもいら
れず、急遽甲子園まで応援に駆けつけたという。
同校の「勝利の女神」というポジションを獲得した彼女は、当分の間、トーク
番組出演時のネタには困らないだろう。


◎ はなわ(タレント)
昭和51年生まれ
コメディアンを目指し、平成8年上京。専門学校で出会った原口あきまさと共に
芸能界入り。自ら弾くベースの低いリズムに合わせ、地元・佐賀県の田舎ぶり
をネタにした"ベース漫談"で人気を得る。

◎ 島田洋七(漫才師)
昭和25年生まれ
昭和50年島田洋八と漫才コンビB&Bを組み関西を中心に活動した後、54年吉本
興業を離れて東京に進出。昼の生番組「笑ってる場合ですよ!」の司会に抜擢
される。漫才ブームが去った58年コンビを解散。平成9年自伝的小説「佐賀のが
ばいばあちゃん」を自費出版。16年「佐賀のがばいばあちゃん」が、(がばいシ
リーズ3部作)として発売され、180万部を越えるベストセラーに。

◎ 中越典子(女優)
昭和54年生まれ
平成11年雑誌「ViVi」でモデルとしてデビュー。情報番組「王様のブランチ」
(TBS)のリポーターとして人気を集める。15年NHK朝の連続テレビ小説「こころ」
でヒロインを務める。

(袴田)

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【1】WHO's NEW?     -WHOPLUS新着プロフィール情報
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7/13~8/8までにプロフィールが更新された著名人はこちら!

― ( )内の日付はご本人によるプロフィール回答年月日です ―

◎ 南部隆保(南部酒造場代表取締役)
東京都内の酒造会社を経て、明治34年創醸の南部酒造場代表取締役(4代目蔵元)
に就任。平成2年業界に先駆けて有機米を使った純米酒づくりに取り組み、15年
JAS認定を取得した                        (2007.7.13)

◎ 桐生正幸(犯罪心理学者,関西国際大学人間科学部教授)
山形県警科学捜査研究所心理主任研究官を経て、関西国際大学人間科学部教授。
防犯・防災研究所長。共編著に「プロファイリングとは何か」「犯罪に挑む心
理学」など                           (2007.7.25)

◎ 菊田浩(バイオリン製作家)
NHKに勤務し、クラシック番組の音響を担当するかたわら、独学でバイオリン製
  作を始める。40歳でNHKを退職、イタリアの国立クレモナ国際バイオリン製作学
  校でニコラ・ラザーリなどに師事した後、本格的な製作活動に入る。平成18年
  最難関と言われるポーランドのヴィエニアフスキ国際バイオリン製作コンクー
  ルで日本人として初めて優勝、また19年にはチャイコフスキー国際コンクール
  のバイオリン製作者部門で優勝した                  (2007.7.30)

◎ 島崎大(マンズワイン品質管理部長)
中学時代ワインにあこがれるようになり、“ワイン少年”に。昭和58年マンズ
  ワインに入社。62年フランスのボルドー大学に留学、日本で3人めのワイン醸
  造士国家資格を取得。平成19年「ソラリス信州小諸シャルドネ樽仕込2005」が
  フランス、ボルドーでおこなわれた国際コンクール「チャレンジ・アンテルナ
  ショナル・デュ・ヴァン」で金賞を受賞した            (2007.7.31)

◎ 保田隆明(エコノミスト,ワクワク経済研究所代表)
平成10年よりリーマン・ブラザーズ証券、UBS証券でM&Aや資金調達アドバイザ
リーに従事。のち、16年SNSサイト運営会社・Life On代表取締役、17年ネット
エイジキャピタルパートナーズ執行役員を経て、18年よりワクワク経済研究所
代表。経済、金融分野を分かりやすく説明するエバンジェリストとしてテレビ
など各種メディアで活躍                      (2007.8.8)


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【2】知的バラエティコラム/本日も、風まかせ!(第34回)   坂本あおい
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胸おどる靴と太宰治

《地下足袋というものを、その時、それこそ生まれてはじめてはいてみたので
あるが、びっくりするほど、はき心地がよく、それをはいてお庭を歩いてみた
ら、鳥やけものが、はだしで地べたを歩いている気軽さが、自分にもよくわかっ
たような気がして、とても、胸がうづくほど、うれしかった。》

太宰治の『斜陽』を読んでいて、こんな一文にあたった。わかりますよ、その
気持ち。わたしも地下足袋やゴム長をはいて、雑草のしげる「お庭」を歩いた
ことがある。靴に土が入るのを嫌ったり、すべりやすい足もとを心配すること
なく、土に近い場所をガシガシ歩きまわれるあの気軽さ! このいきいきとし
た描写から察するに、太宰さんもきっと地下足袋経験者だろう。

小さい頃、わたしのお気に入りの一足は、黒い革の紐靴だった。まだ自分では
うまく結べなかったから、大人の前に足をポンとおいて、キュッと結んでもら
う。人によっては跪いて、膝に靴をおいて結んでくれた。うーん、快感。それ
はともかく、大人の力で結んでもらった紐靴は、足と一体化して、思わず駆け
出したくなるほど。これまた太宰さんにオススメしたい軽やかさだ。

ところで、太宰の実際の歩みが、軽やかとは程遠いものだったのはご存知のと
おり。それはWHOの経歴にもよくあらわれている。

東京帝大在学中は共産主義運動に関係したが脱退、自殺未遂事件をおこした。
同年都新聞の入社試験に落ちて自殺を図る。
11年作品集「晩年」を刊行するが、同年芥川賞の選に洩れ再び自殺未遂。
23年6月遺稿「グッド・バイ」を残して山崎富栄と共に玉川上水で入水自殺
を遂げた。
(データベース「WHOPLUS」より)

最後に入水自殺を遂げたとき、人生という鉛の靴を岸に脱いでいったのだろう
か? それはわからないが、調べたところ、上の入社試験後の自殺では、靴紐
で首をしめようとしらしい(紐が切れて未遂に)。靴紐にそんな使い道があっ
たとはね。太宰治の話をするとつい暗くなりがちだが、彼はこんなワクワクす
る文も書いている。

《私たちムスメが、それを身につけると、たまらなく海の見える砂丘に立って
みたくなるものです。旅行がしたくなって、たまらなくなるものです。きょう、
銀座のローヤルで見つけて、かえりにすぐ身につけて来ましたの。私、歩くの
が嬉しくって、楽しくって、自然に眼が足もとへいってしまうのです。もう、
おわかりでしょう。靴なのよ。》『俗天使』より

現ムスメ、元ムスメのみなさん、読んだだけでも胸おどりませんか? 軽やか
な秋靴を調達して、涼しい風を待ちたいものですね。

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食べるプロといえばグルメレポーターも大変な仕事だと思う。先日、出張先で
訪れた店にも、それぞれ別の番組で取材にやって来たと思われるグルメレポー
ター・車だん吉、阿藤快、彦摩呂のサインが飾ってあり、旅・グルメ番組の取
材競争ぶりの一端が窺われた。
ところで、彦摩呂の決めゼリフ「味のIT革命や~!」は、本人のオリジナルで
はなく、お笑いタレントの土田晃之がモノマネ番組で彦摩呂に扮した時に発し
ていた言葉を、彦摩呂本人が“逆輸入”して使い始めたそうだ。
(袴)

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