人物・文献情報データベースWHOPLUSの“人物”をテーマにしたブログです!
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-------------------------------------------------------------------------
【3】話題のカタマリ(第51回) ― 大銀座落語祭 2008
-------------------------------------------------------------------------
今年で5回目、そして5年一区切りでひとまず終了となる夏の恒例「大銀座落語
祭2008」の中から、いくつかの公演を観ることができた。
7月18日(金)夜『待ってました!笑福亭!』(銀座みゆき館)
大半のお客さんのお目当ては、トリを務める笑福亭鶴光の落語そのものより、
小噺の方ではなかったか?(笑)会期中に別会場がある書店で落語本フェアが
開催中で、鶴光の新刊『つるこうでおま!』(白夜書房刊)のサイン本を入手
できたのは収穫だった。
7月19日(土)夜『桂かい枝独演会』(銀座小劇場)
NHK教育テレビで香坂みゆきと一緒に英会話を習っていた人といえば、思い出す
方も多いかもしれない。この春から全米30都市をキャンピングカーで回りなが
ら英語落語を公演中。今月は一時帰国中とは言いながら、「銀座小劇場の周辺
は五反田みたいで、山本モナが歩いていそう」だとか、国内の芸能ネタにも通
じていた。東京落語の「酢豆腐」ではない、上方流の「ちりとてちん」が聴け
たのはラッキー。
7月20日(日)夜『究極の東西寄席 Eブロック』(銀座ブロッサム中央会館)
第1部・上方陣営の出演者が多すぎて、各自の持ち時間が短いのが気の毒だっ
た。1人あたりわずか15~20分の高座のためだけに、大阪から2時間半かけて
やってきたらしい。東西2人ずつの大ネタ合戦で編成した方が良かったのでは?
とは言え、月亭八方は“ただの阪神好きのおっさん”ではない、芸の細かい
所を見せつけてくれた。
Eブロックのトリを務めた立川志の輔。「今までの大銀座落語会では誰も演っ
ていない噺」を演ると宣言、「なぜならあまり面白くない噺だから」などと
前置きが長いのは、どうにもいただけなかった。ネタは大岡越前守の裁きで
オチを言う政談物だったのだが、オチの伏線も単純なので、こういう噺は注釈
をつけずにサラリとやってほしいものだ。
◎ 笑福亭鶴光(落語家;タレント)
昭和23年大阪府生まれ
毎日放送の素人名人会落語の部で名人賞受賞。昭和42年6代目笑福亭松鶴に
入門。上方落語協会、落語芸術協会に所属し、東京の高座を中心に活躍。
49年からニッポン放送の深夜番組「オールナイトニッポン」のパーソナリ
ティーを務め全国的な人気タレントに。
◎ 桂かい枝(落語家)
昭和44年兵庫県生まれ
5代目桂文枝に入門。平成10年米国で英語による落語の海外公演を開催。
以来、マレーシア、カナダ、フィリピン、ブルネイなど10ケ国を超える
国々で公演を重ねる。19年ニューヨークのブロードウェイで寄席・ニュー
ヨーク繁盛亭を開催。
◎ 月亭八方(落語家;タレント)
昭和23年大阪府生まれ
昭和43年桂小米朝(現・月亭可朝)に入門。師匠の可朝襲名とともに、八方
を名乗る。毎日放送「ヤングおー!おー!」にザ・パンダ(上方の若手落
語家のグループ)の一員として出演し人気者に。著書に「正しい阪神の応
援のしかた」がある。
◎ 立川志の輔(落語家)
昭和29年富山県生まれ
学生時代、落研に入部。大学卒業後、劇団"昴"、広告代理店を経て昭和58年
立川談志に入門。59年立川流二ツ目、平成2年真打ちに昇進。
平成2年からは出身地の富山市で月1回の独演会を始める。15年春風亭小朝ら
とともに有志グループ"六人の会"旗揚げに参加。
(WHOPLUSより)
(袴田)
【3】話題のカタマリ(第51回) ― 大銀座落語祭 2008
-------------------------------------------------------------------------
今年で5回目、そして5年一区切りでひとまず終了となる夏の恒例「大銀座落語
祭2008」の中から、いくつかの公演を観ることができた。
7月18日(金)夜『待ってました!笑福亭!』(銀座みゆき館)
大半のお客さんのお目当ては、トリを務める笑福亭鶴光の落語そのものより、
小噺の方ではなかったか?(笑)会期中に別会場がある書店で落語本フェアが
開催中で、鶴光の新刊『つるこうでおま!』(白夜書房刊)のサイン本を入手
できたのは収穫だった。
7月19日(土)夜『桂かい枝独演会』(銀座小劇場)
NHK教育テレビで香坂みゆきと一緒に英会話を習っていた人といえば、思い出す
方も多いかもしれない。この春から全米30都市をキャンピングカーで回りなが
ら英語落語を公演中。今月は一時帰国中とは言いながら、「銀座小劇場の周辺
は五反田みたいで、山本モナが歩いていそう」だとか、国内の芸能ネタにも通
じていた。東京落語の「酢豆腐」ではない、上方流の「ちりとてちん」が聴け
たのはラッキー。
7月20日(日)夜『究極の東西寄席 Eブロック』(銀座ブロッサム中央会館)
第1部・上方陣営の出演者が多すぎて、各自の持ち時間が短いのが気の毒だっ
た。1人あたりわずか15~20分の高座のためだけに、大阪から2時間半かけて
やってきたらしい。東西2人ずつの大ネタ合戦で編成した方が良かったのでは?
とは言え、月亭八方は“ただの阪神好きのおっさん”ではない、芸の細かい
所を見せつけてくれた。
Eブロックのトリを務めた立川志の輔。「今までの大銀座落語会では誰も演っ
ていない噺」を演ると宣言、「なぜならあまり面白くない噺だから」などと
前置きが長いのは、どうにもいただけなかった。ネタは大岡越前守の裁きで
オチを言う政談物だったのだが、オチの伏線も単純なので、こういう噺は注釈
をつけずにサラリとやってほしいものだ。
◎ 笑福亭鶴光(落語家;タレント)
昭和23年大阪府生まれ
毎日放送の素人名人会落語の部で名人賞受賞。昭和42年6代目笑福亭松鶴に
入門。上方落語協会、落語芸術協会に所属し、東京の高座を中心に活躍。
49年からニッポン放送の深夜番組「オールナイトニッポン」のパーソナリ
ティーを務め全国的な人気タレントに。
◎ 桂かい枝(落語家)
昭和44年兵庫県生まれ
5代目桂文枝に入門。平成10年米国で英語による落語の海外公演を開催。
以来、マレーシア、カナダ、フィリピン、ブルネイなど10ケ国を超える
国々で公演を重ねる。19年ニューヨークのブロードウェイで寄席・ニュー
ヨーク繁盛亭を開催。
◎ 月亭八方(落語家;タレント)
昭和23年大阪府生まれ
昭和43年桂小米朝(現・月亭可朝)に入門。師匠の可朝襲名とともに、八方
を名乗る。毎日放送「ヤングおー!おー!」にザ・パンダ(上方の若手落
語家のグループ)の一員として出演し人気者に。著書に「正しい阪神の応
援のしかた」がある。
◎ 立川志の輔(落語家)
昭和29年富山県生まれ
学生時代、落研に入部。大学卒業後、劇団"昴"、広告代理店を経て昭和58年
立川談志に入門。59年立川流二ツ目、平成2年真打ちに昇進。
平成2年からは出身地の富山市で月1回の独演会を始める。15年春風亭小朝ら
とともに有志グループ"六人の会"旗揚げに参加。
(WHOPLUSより)
(袴田)
PR
Comment