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【3】話題のカタマリ(第38回) ― さようなら『ほのぼの君』
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全国紙では朝日新聞だけが報じていたようなのだが、東京新聞・中日新聞など
のブロック紙・地方紙に長期連載されてきた佃公彦の4コマ漫画『ほのぼの君』
が、3月8日付けの紙面で連載終了となった。一番長く連載していた東京新聞の
場合で、通算44年間で15,451回だったという。
『ほのぼの君』の掲載紙は配達地域が限られているために、同作品を一度も見
たことがないという人は多いと思う。
しかし、その画風は「クイズダービー」が始まるまでTBS系で放映していた「お
笑い頭の体操」の番組セットなどに描かれていたイラストなどでお馴染みのも
のだ。
余談だが入社当時、弊社では新聞の索引データベースを製作しパソコン通信で
提供していたのだが、元データを採録する新聞本紙に載っている『ほのぼの君』
を読むのが好きだった。
さて、この連載回数は、昨年亡くなられた加藤芳郎の『まっぴら君』(毎日新
聞)の13,615回という全国紙連載記録をはるかに凌いでいる。全国紙の4コマ
漫画で現役の連載最長不倒記録は、東海林さだおの『アサッテ君』(毎日新聞)
らしいのだが、彼が今のペースでそれを描き続けても、『ほのぼの君』を抜く
にはあと12年かかるそうだ。
ずいぶん長く連載していると思っている、植田まさしの『コボちゃん』(読売
新聞)に至っては、3年前にやっと8000回を越えた程度なのだ。
この記録は当分破られそうにない。
◎ 佃 公彦 昭和5年東京生まれ
漫画家
昭和45年から東京新聞などに「ちびっこ紳士」を連載、59年「ほのぼの
君」に改題して、平成10年には1万回を迎える長期連載となった
◎ 加藤 芳郎 大正14年6月東京生まれ 平成18年1月没
漫画家
昭和21年復刊した近藤日出造主宰の「漫画」の寄稿家となり、近藤に弟
子入り。22年独立。26年サン写真新聞連載の「キャラメル一家」が出世
作となり、29年「サンデー毎日」に「オンボロ人生」を連載。同年毎日
新聞に「まっぴら君」の連載を開始。テレビやラジオで活躍する漫画家
の先駆けとしても活躍した
◎ 東海林 さだお 昭和12年東京生まれ
漫画家;エッセイスト
早稲田大学在学中、漫画研究会を創設。昭和42年1月「漫画タイムズ」
に連載した「新漫画文学全集」で注目され、その後「ショージ君」「タ
ンマ君」「リーチ君」などを発表。毎日新聞朝刊の「アサッテ君」は連
載1万回を超える
◎ 植田 まさし 昭和22年東京生まれ
漫画家
東海林さだおなどストーリー漫画の後追いをやめて、4コマものを狙う。
「フリテンくん」で人気上昇。昭和57年4月より読売新聞に「コボちゃ
ん」を連載、平成16年連載8000回を迎えた
(データベース「WHOPLUS」より)
(袴田)
【3】話題のカタマリ(第38回) ― さようなら『ほのぼの君』
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全国紙では朝日新聞だけが報じていたようなのだが、東京新聞・中日新聞など
のブロック紙・地方紙に長期連載されてきた佃公彦の4コマ漫画『ほのぼの君』
が、3月8日付けの紙面で連載終了となった。一番長く連載していた東京新聞の
場合で、通算44年間で15,451回だったという。
『ほのぼの君』の掲載紙は配達地域が限られているために、同作品を一度も見
たことがないという人は多いと思う。
しかし、その画風は「クイズダービー」が始まるまでTBS系で放映していた「お
笑い頭の体操」の番組セットなどに描かれていたイラストなどでお馴染みのも
のだ。
余談だが入社当時、弊社では新聞の索引データベースを製作しパソコン通信で
提供していたのだが、元データを採録する新聞本紙に載っている『ほのぼの君』
を読むのが好きだった。
さて、この連載回数は、昨年亡くなられた加藤芳郎の『まっぴら君』(毎日新
聞)の13,615回という全国紙連載記録をはるかに凌いでいる。全国紙の4コマ
漫画で現役の連載最長不倒記録は、東海林さだおの『アサッテ君』(毎日新聞)
らしいのだが、彼が今のペースでそれを描き続けても、『ほのぼの君』を抜く
にはあと12年かかるそうだ。
ずいぶん長く連載していると思っている、植田まさしの『コボちゃん』(読売
新聞)に至っては、3年前にやっと8000回を越えた程度なのだ。
この記録は当分破られそうにない。
◎ 佃 公彦 昭和5年東京生まれ
漫画家
昭和45年から東京新聞などに「ちびっこ紳士」を連載、59年「ほのぼの
君」に改題して、平成10年には1万回を迎える長期連載となった
◎ 加藤 芳郎 大正14年6月東京生まれ 平成18年1月没
漫画家
昭和21年復刊した近藤日出造主宰の「漫画」の寄稿家となり、近藤に弟
子入り。22年独立。26年サン写真新聞連載の「キャラメル一家」が出世
作となり、29年「サンデー毎日」に「オンボロ人生」を連載。同年毎日
新聞に「まっぴら君」の連載を開始。テレビやラジオで活躍する漫画家
の先駆けとしても活躍した
◎ 東海林 さだお 昭和12年東京生まれ
漫画家;エッセイスト
早稲田大学在学中、漫画研究会を創設。昭和42年1月「漫画タイムズ」
に連載した「新漫画文学全集」で注目され、その後「ショージ君」「タ
ンマ君」「リーチ君」などを発表。毎日新聞朝刊の「アサッテ君」は連
載1万回を超える
◎ 植田 まさし 昭和22年東京生まれ
漫画家
東海林さだおなどストーリー漫画の後追いをやめて、4コマものを狙う。
「フリテンくん」で人気上昇。昭和57年4月より読売新聞に「コボちゃ
ん」を連載、平成16年連載8000回を迎えた
(データベース「WHOPLUS」より)
(袴田)
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