人物・文献情報データベースWHOPLUSの“人物”をテーマにしたブログです!
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■ WHOで検索!話題のカタマリ 第8回 アーティストのカタマリ
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(その2)【イラストレーター 五月女ケイ子の巻】
* * *
「知るひとぞ知る若手のアーティストをメルマガで紹介したらどうかね?」
約1ヶ月ほど前、上司がふとそんなことを口にした。「あ、いいですね。や
りましょー、やりましょー」
二つ返事で引き受けたはいいが、“知るひとぞ知る”を探すのがムズカシい。
プロの編集者だって、それを探すのに苦労しているわけだから、おいそれとは
見つからない。いくらWHOをもってしても、それは無理なのである。
そんなわけで、前回は、営業スタッフの若手に「ね、ね、よろしく!」など
といいながら原稿をかかせたわけだが、今回はそうもゆかぬ。ならばと以前か
らどうも気になっていたイラストレーターを調査することにした。名前しかわ
からない。けれどWHOなら名前がわかれば十分なのだ。
「ビギナー」という2年ほど前に放送されていたフジ系のドラマをご存知だろ
うか? 経歴も年齢もちがう司法修習生をえがいたいわゆる“司法もの”であ
る。このドラマでは、毎回、実際の事件や、劇中の架空の事件が紙芝居仕立て
で登場する。その紙芝居に使われるイラストのうち、なんとも強烈なものがあ
った。どろどろとした色使いにオーバーな表情をした男、女。オカルトチック
ともコメディタッチとも、劇画タッチとも抽象的ともつかない独特のテイスト。
はっきりいって目がくぎ付けである。
ドラマのエンドロールを見ると、五月女ケイ子という人物が書いたものらし
いことだけがわかった。
このドラマのあとも、同じ作者のものと思われるイラストを、テレビや雑誌
などでちょくちょく目にした。売れている。でも誰なんだ、それは。
誰だかわからないけれど、何だかむずむずとアンテナに引っかかる人、それ
がすぱっと解決する可能性が高いのがWHOである。本人のホームページより
も客観的で、ファンサイトよりもクールな視線。それがWHOである。
さっそく基本的なプロフィールをWHOで確認してみたところ、このドラマ
ではなく、別番組から人気に火がついたようである。本を出版していることも
わかった。
【五月女ケイ子】イラストレーター/成城大学芸術学科映画専攻卒
大学卒業後、ファッション誌のイラストレーターとして活動。BSフジの
バラエティー番組「宝島の地図よっ」の“新しい単位”コーナーでイラス
トを担当し、好評を得る。夫も同番組の構成作家。
そんなわけで、2年越しの「誰なんだ?」を解決でき、非常にすっきりとし
た気分である。この爽快な気分のまま、次回も気になる若手のアーティストを
お届けしようと思う。どうぞ、お楽しみに!
■ WHOで検索!話題のカタマリ 第8回 アーティストのカタマリ
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(その2)【イラストレーター 五月女ケイ子の巻】
* * *
「知るひとぞ知る若手のアーティストをメルマガで紹介したらどうかね?」
約1ヶ月ほど前、上司がふとそんなことを口にした。「あ、いいですね。や
りましょー、やりましょー」
二つ返事で引き受けたはいいが、“知るひとぞ知る”を探すのがムズカシい。
プロの編集者だって、それを探すのに苦労しているわけだから、おいそれとは
見つからない。いくらWHOをもってしても、それは無理なのである。
そんなわけで、前回は、営業スタッフの若手に「ね、ね、よろしく!」など
といいながら原稿をかかせたわけだが、今回はそうもゆかぬ。ならばと以前か
らどうも気になっていたイラストレーターを調査することにした。名前しかわ
からない。けれどWHOなら名前がわかれば十分なのだ。
「ビギナー」という2年ほど前に放送されていたフジ系のドラマをご存知だろ
うか? 経歴も年齢もちがう司法修習生をえがいたいわゆる“司法もの”であ
る。このドラマでは、毎回、実際の事件や、劇中の架空の事件が紙芝居仕立て
で登場する。その紙芝居に使われるイラストのうち、なんとも強烈なものがあ
った。どろどろとした色使いにオーバーな表情をした男、女。オカルトチック
ともコメディタッチとも、劇画タッチとも抽象的ともつかない独特のテイスト。
はっきりいって目がくぎ付けである。
ドラマのエンドロールを見ると、五月女ケイ子という人物が書いたものらし
いことだけがわかった。
このドラマのあとも、同じ作者のものと思われるイラストを、テレビや雑誌
などでちょくちょく目にした。売れている。でも誰なんだ、それは。
誰だかわからないけれど、何だかむずむずとアンテナに引っかかる人、それ
がすぱっと解決する可能性が高いのがWHOである。本人のホームページより
も客観的で、ファンサイトよりもクールな視線。それがWHOである。
さっそく基本的なプロフィールをWHOで確認してみたところ、このドラマ
ではなく、別番組から人気に火がついたようである。本を出版していることも
わかった。
【五月女ケイ子】イラストレーター/成城大学芸術学科映画専攻卒
大学卒業後、ファッション誌のイラストレーターとして活動。BSフジの
バラエティー番組「宝島の地図よっ」の“新しい単位”コーナーでイラス
トを担当し、好評を得る。夫も同番組の構成作家。
そんなわけで、2年越しの「誰なんだ?」を解決でき、非常にすっきりとし
た気分である。この爽快な気分のまま、次回も気になる若手のアーティストを
お届けしようと思う。どうぞ、お楽しみに!
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