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【3】話題のカタマリ(第68回)         ― 演歌歌手のポップス志向
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いささか旧聞に属するが、2009年末の「紅白歌合戦」で観た場面は、

いきものがかり「YELL」
坂本冬美「また君に恋してる」
木村カエラ「Butterfly」
布施明「My Way」
コブクロ「STAY」
絢香「みんな空の下」
ドリカム「その先へ」(以上、出演順)

のところだけだった。紅組の“幸子ロボ”も、白組のシークレット出場者が誰
というのは、年明けの芸能ニュースで知ったことだった。

さて、坂本冬美の紅白出場曲「また君に恋してる」(ビリーバンバンの「いい
ちこ」CM曲カバー)を収録した邦楽カバーアルバム「Love Songs~また君に恋
してる~」は、あのスーザン・ボイルと並んで、年明けから売れ始めたようだ。
http://artist.cdjournal.com/d/-/4109081077

2008年12月の当コラムでは「邦楽カバーの量産時代」と題し、徳永英明、岩崎
宏美、スターダスト・レビュー、稲垣潤一らの邦楽カバーアルバムの動向に触
れたのだが、ちょうどその頃から、さまざまな演歌歌手がそれぞれのアルバム
の片隅に収録した邦楽カバーだけを集めた「エンカのチカラ」シリーズが、コ
ロムビアから発売され、この1月には第3弾が出ている。
http://columbia.jp/enkanochikara/

しかし、1人の演歌歌手がポップス/ニューミュージック系の邦楽カバーだけに
的を絞って新アルバムを制作したのは、これが初めてではないだろうか?
(藤圭子や五木ひろしが、洋楽ポップスをカバーをしたアルバムはある。)
冬美は、かつて細野晴臣・忌野清志郎と「HIS」として共演したり、その時の縁
で、ビートルズのカバーアルバム「LOVE LOVE LOVE」(2009年10月発売)に参
加するなど、ポップス系楽曲との相性が良い声質の持ち主と言えるだろう。

◎ 坂本冬美(歌手)
    昭和42年和歌山県生まれ
昭和61年春から作曲家・猪俣公章の内弟子として修業を積み、62年「あばれ
太鼓」で演歌歌手としてデビュー。63年NHK「紅白歌合戦」に初出場。平成5
年のNHK大河ドラマ「炎立つ」に出演。6年16ビートを加えた演歌「夜桜お七」
が大ヒット。14年4月休業に入るが、15年3月復帰。21年ロック調のシングル
「アジアの海賊」をリリース。          (WHOPLUSより)

(袴田)

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