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【2】知的バラエティコラム/本日も、風まかせ!(第61回)    坂本あおい
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バラ、薔薇、ばら

12月は贈りもの季節。ひょっとしたら、予算をケチったつもりもないのに、恋
人から不満な顔をされたばかり、という不幸な男性もいるのではないだろうか。
女はいつでも欲張りなもの。テレビの通販ではないけれど、「オマケにコレも
つけましょう」と、気持ちを添えてもう一品つけくわえると、女の笑顔は増す
かもしれない。

そんなとき、選択肢のひとつは、もちろん花だろう。それも、バラなら気分も
盛り上がりそうだ。だが、わたしは辞書を見て驚いた。だれがつけたか、バラ
にはこんな花言葉があるのだ。(以下『ランダムハウス英和大事典』より抜粋)

赤バラ beauty
白バラ I am worthy of you(私は君に値する)
黄バラ decrease of love(愛の減退)

赤バラの「beauty(=美)」はいいとして、白バラの花言葉は、日本語訳がビ
ミョーに挑発的。まあ、「僕はきみにふさわしい男だよ」とアピールしたいと
きには、よさそうに思える。しかし、黄バラはどうだろう? もらったほうは、
どんな顔をすればいいのか?

ちなみに「a blue rose(=青いバラ)」は、「不可能なもの」という意味の
言葉だったが、昨今、新技術によって青いバラが誕生し、「奇跡」「夢かなう」
などの花言葉がつけられているそうな。

話は変わるが、15世紀イギリスの「薔薇戦争」がなぜその名で呼ばれているか
は、ご存知の方も多いと思う。王位をめぐって争ったランカスター家とヨーク
家の紋章が、それぞれ赤バラと白バラだった。

では、中世にその名を馳せた「薔薇十字団」は? これは、創始者とされる伝
説の人物ローゼンクロイツ、訳して「薔薇十字さん」に由来するとか。バラか
ら連想される宝塚的世界とも、「××団」という語の持つ騎士道的なイメージ
とも無縁なようだが、そこはナゾの多い組織のこと。名前には、べつの意味が
込められているのかもしれない。

WHOPLUSで見つけた情報によると、驚いたことに薔薇十字団の法統なる
ものが、つい最近まで受け継がれていた。かつての組織は、現代でいうところ
の科学者や知識層のグループだったという説もあるようだが、その「法統」と
はいかなるものか?

◎ バトラー,W.E.(1898年-1978年)
17歳からオカルトの道に入る。薔薇十字団の法統を受け継ぎ、インドに渡り
ヒンドゥーの秘法をも学びながら、現代に正統的な魔法を伝えた。 
(WHOPLUSより)

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