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【3】話題のカタマリ(第35回) ― 海を渡ったトルネード
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今年のプロ野球オフシーズンは、松坂、桑田、井川、岩村など、スター選手の
メジャー行き関連の話題が圧倒的に多くなった。
思えば今から約12年前に、1人の男が道を切り開いてくれたからこそ、メジャー
での日本人選手の活躍を、日本にいながらにしてテレビ観戦できる現在がある
のだと思う。その男の名は野茂英雄。メジャー進出のパイオニアであり、昨年
6月にはデビルレイズでついに日米通算200勝という偉業も達成した。
◎ 野茂 英雄 昭和43年8月大阪府生まれ
大リーグ選手(投手)
平成元年ドラフト史上最高の8球団が1位指名し、近鉄が史上最高の1億2千万
で契約。平成2年オープン戦でデビュー、1試合17奪三振、4試合53奪三振、5
戦連続2ケタ奪三振など次々と大物ぶりを披露し、"ドクターK"の異名をとる。
7年1月近鉄を退団、2月大リーグ・ドジャースと契約。個性的なトルネード
投法にフォークボールと直球で真っ向勝負するスタイルは大リーグファンを
魅了した。
(データベース「WHOPLUS」より)
ところが、200勝達成直後の7月には成績不振のためデビルレイズを解雇され、
ヤンキースとマイナー契約、そして今年の3月にホワイトソックスとマイナー
契約し3Aに所属したが6月には解雇、と奮わない日々が続いている。本人の公
式ホームページによると、現在はヒジの故障の治療に専念しているという。
さて、渡米してトルネードを極めたのは野茂選手だけではなかった。野茂選手
の渡米より42年も前に先達がいたのだ。
今年の9月に宮崎県延岡市、11月に北海道佐呂間町で竜巻被害があったことは
記憶に新しい。そのニュースが伝えられる中でたびたび聞かれた言葉に「藤田
スケール(Fスケール)」というのがあった。竜巻の規模を表す世界共通の単
位で、その考案者の名前からつけられた名称だったのだ。
◎ 藤田 哲也 大正9年10月福岡県小倉生まれ 平成10年11月没
シカゴ大学名誉教授
昭和28年渡米。シカゴ大学で研究を続け、40年シカゴ大学教授。中規模気象
学の研究を進め、米国に発生するトルネード(=竜巻)の実態を明らかにし、
46年竜巻の規模を表す6段階の藤田スケールを考案。 さらに気象衛星を利用
した地球規模の天気図解析にも貢献、"ミスター・トルネード"の異名をとる。
(データベース「WHOPLUS」より)
藤田教授の故郷・北九州市小倉では、教授の偉業を後世に伝えるべく、藤田記
念館の設立を市へはたらきかけているという。
「たつまき博士の研究室」http://www.fujita-scale.com/
新たに渡米するスター選手たちの中から、第三のトルネード級の活躍をするの
は果たして誰だろうか?
(袴田)
【3】話題のカタマリ(第35回) ― 海を渡ったトルネード
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今年のプロ野球オフシーズンは、松坂、桑田、井川、岩村など、スター選手の
メジャー行き関連の話題が圧倒的に多くなった。
思えば今から約12年前に、1人の男が道を切り開いてくれたからこそ、メジャー
での日本人選手の活躍を、日本にいながらにしてテレビ観戦できる現在がある
のだと思う。その男の名は野茂英雄。メジャー進出のパイオニアであり、昨年
6月にはデビルレイズでついに日米通算200勝という偉業も達成した。
◎ 野茂 英雄 昭和43年8月大阪府生まれ
大リーグ選手(投手)
平成元年ドラフト史上最高の8球団が1位指名し、近鉄が史上最高の1億2千万
で契約。平成2年オープン戦でデビュー、1試合17奪三振、4試合53奪三振、5
戦連続2ケタ奪三振など次々と大物ぶりを披露し、"ドクターK"の異名をとる。
7年1月近鉄を退団、2月大リーグ・ドジャースと契約。個性的なトルネード
投法にフォークボールと直球で真っ向勝負するスタイルは大リーグファンを
魅了した。
(データベース「WHOPLUS」より)
ところが、200勝達成直後の7月には成績不振のためデビルレイズを解雇され、
ヤンキースとマイナー契約、そして今年の3月にホワイトソックスとマイナー
契約し3Aに所属したが6月には解雇、と奮わない日々が続いている。本人の公
式ホームページによると、現在はヒジの故障の治療に専念しているという。
さて、渡米してトルネードを極めたのは野茂選手だけではなかった。野茂選手
の渡米より42年も前に先達がいたのだ。
今年の9月に宮崎県延岡市、11月に北海道佐呂間町で竜巻被害があったことは
記憶に新しい。そのニュースが伝えられる中でたびたび聞かれた言葉に「藤田
スケール(Fスケール)」というのがあった。竜巻の規模を表す世界共通の単
位で、その考案者の名前からつけられた名称だったのだ。
◎ 藤田 哲也 大正9年10月福岡県小倉生まれ 平成10年11月没
シカゴ大学名誉教授
昭和28年渡米。シカゴ大学で研究を続け、40年シカゴ大学教授。中規模気象
学の研究を進め、米国に発生するトルネード(=竜巻)の実態を明らかにし、
46年竜巻の規模を表す6段階の藤田スケールを考案。 さらに気象衛星を利用
した地球規模の天気図解析にも貢献、"ミスター・トルネード"の異名をとる。
(データベース「WHOPLUS」より)
藤田教授の故郷・北九州市小倉では、教授の偉業を後世に伝えるべく、藤田記
念館の設立を市へはたらきかけているという。
「たつまき博士の研究室」http://www.fujita-scale.com/
新たに渡米するスター選手たちの中から、第三のトルネード級の活躍をするの
は果たして誰だろうか?
(袴田)
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