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人物・文献情報データベースWHOPLUSの“人物”をテーマにしたブログです!
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【3】話題のカタマリ(第30回)       - SHINJOとまる子。
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  ワクにはまらない“超☆大物”といえば
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 それはSHINJO。のっけから主観たっぷりの発言で恐縮だが、やはり日本
 ハムファイターズの新庄剛志選手は超☆大物である。このタイミングで、現役
 引退表明だもの。引退後の活動についてのコメントも「豪快なことをやりたい」
 という、非常に男前な内容だった。しかし多くの人が考えるように、あの白い
 歯、モデルのようなスタイル、破天荒な性格、達者なしゃべり・・・芸能界入
 りだろうか。それとも、新庄のことだから、また「あっ!」と言わせる何かを
 はじめるかもしれない。そんな新庄選手のプロフィールを見てみよう。

 ◎ 新庄 剛志 昭和47年1月28日福岡県生 血液型A型
   西日本短大附属高卒/プロ野球選手(日ハム外野手、登録名SHINJO)

 小学校4年から野球を始め、西日本短大附属高ではエース。平成2年ドラフト
 5位で阪神に入団。外野から遊撃に変わり、二軍で活躍。3年目の対大洋 (現
 ・横浜)戦(平成4年5月)で一軍初スタメンの初打席、初球をたたいてプロ
 1号本塁打を記録。<中略>12年10月FA宣言し、13年3月総額3億1
 千万円で大リーグのニューヨーク・メッツに移籍。13年4月開幕からレギュ
 ラーとして活躍。<中略>11月プロ野球の日ハムに移籍し、日本球界に復帰。
 同年登録名をSHINJOに変更。16年オールスター第2戦では史上初の単
 独ホームスチールを決めるなど活躍、史上3人目となる両リーグでのMVPを
 獲得。17年6月日米通算200号本塁打を記録。プロ野球通算ベストナイン
 3回、ゴールデングラブ賞9回。大リーグでの成績は、13年10本塁打、5
 6打点、打率 .268。14年9本塁打、37打点、打率 .268。15年1
 本塁打、7打点、打率 .193。181センチ、76キロ。右投右打。破天荒
 なキャラクター、モデル並のスタイルでCMなどにも出演し人気を集める。1
 2年タレントの大河内志保(新庄志保)と結婚。13年初のエッセイ「ドリーミ
 ングベイビー」を刊行。

 <連絡先> (株)北海道日本ハムファイターズ(Tel.011-857-3939)
       〒062-0045 北海道札幌市豊平区羊ケ丘1

                 (データベース「WHOPLUS」より)

 小学校4年生からはじまった新庄の野球人生。強い個性の持ち主だけに評価は
 さまざまだろう。ただ、本人のポジティブで軽やかなイメージからは想像でき
 ないほど、ヘビイな挑戦を続けてきた努力・忍耐の人だったのかなあと思う。

  さて、そんな新庄が阪神に入団した平成2年(1990年)は..
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 漫画『ちびまる子ちゃん』のアニメ放映が開始された年である。残念ながら新
 庄の入団会見を思い出すことはできないが、まるちゃんが放送された当時のこ
 とはよく覚えている。
 放送がはじまるやいなや、たちまち国民的人気アニメとなった『ちびまる子ち
 ゃん』は、日本中に“ちびまる子ブーム”を巻き起こした。原作本はもちろん
 売れたが、この人気に目をつけた企業によって主題歌CDや関連グッズが発売
 され、バブル景気の一番最後に乗っかって、それらは売れに売れたのである。
 アジア各国でも、ちょっと不思議な面持ちをしたニセまる子グッズの生産がお
 こなわれていたという。これもまた人気の証だろう。
 とはいえ、今回、架空の人物“まる子”の経歴をWHOPLUSでチェック..
 というわけにはいかない(もちろん“まる子”のモデルであり生みの親である、
 原作者のさくらももこさんは収録されているけれど)。というわけで、当時の
 ブームの様子をMAGAZINEPLUSでふりかえってみることにした。

 ■ ちびまる子ちゃん―600万部を超える大ヒットでカラオケ、グッズまで続々
   と登場!(徹底分析ワイド特集・この大ブームの『裏側』を覗く)
   週刊宝石 10巻28号 1990.7.26 p67~68掲載

 ■ ヒット企業の支給額―ちびまる子ちゃん、一番搾り(特集・ヨソのボーナス)
   週刊読売 49巻54号 1990.12.9 p31~34掲載

 ■ ライバル企業が選んだ'90年ヒット商品番付―1位一番搾り、2位ちびまる子
   ちゃん、3位ハンディカムTR75…
   ダイヤモンド 78巻48号 1990.12.15 p70~82掲載

 ■ タカラ―ちびまる子のヒットに踊る(乱調決算下の「話題の会社」バブル破
   裂し本業の強さが明暗分ける―株安・金利高に泣く会社もあれば、“ちび
   まる子”ブームに踊る会社も…)
   東洋経済 4965号 1990.12.15 p84~85掲載

 ■ ちびまる子ちゃん―懐古趣味と庶民性で大ウケの、最も大金稼いだ小学生
   (1990年をつくった人びと―国内10大ニュースから)
   週刊時事 32巻48号 1990.12.22 p18~19掲載

 ■ 哲学者をして思想と言わしめた「ちびまる子ちゃん」の10の秘密―アニメ
   もテーマ曲も関連商品も全部大ヒット(文化・トレンド BOOM) /村岡和彦著
   月刊Asahi 3巻1号 1991.1 p150~151掲載

 ■ 芸能界の稼ぎ頭「おどるポンポコリン」の親
   週刊新潮 36巻1号 1991.1.3・10 p169~171 掲載

            (データベース「MAGAZINEPLUS」より)

  時代をふりかえる、その時に・・・
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 その時代をふりかえるのに、当時発売された雑誌をチェックするというやり方
 は王道中の王道だ。今回は『ちびまる子ちゃん』でふりかえってみたけれど、
 様々なテーマで応用してみていただきたい。ちなみに雑誌の発売時期を限定す
 るやり方は、雑誌の刊行年月のしぼりこみを指定するだけでOKなので、とて
 もかんたんだ。
 とうわけでSHINJOが引退後どうするのか。突然映画を撮るとか言わない
 だろうか。続報を待ちながら、また次回!


 ※ 『MAGAZINEPLUS』には、時代の風俗を知るのに最適な80年
   代からの週刊誌や総合誌の記事インデックスを多数収録しています。ぜひ
   ご利用ください。

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