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人物・文献情報データベースWHOPLUSの“人物”をテーマにしたブログです!
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【2】知的バラエティコラム/本日も、風まかせ!(第32回)   坂本あおい
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アカデミックな生活(?)

サル好きを宣伝していたおかげで、とある親切な知人がシンポジウムに誘って
くれた。京都大学霊長類研究所、創立40周年記念の東京シンポジウムだ。タイ
トルは「人間と人間性の進化的起源」。なにやら難しそうで、わたしのような
素人がいって大丈夫なのか心配ではあったけれど、知的刺激がほしい今日この
ごろ、わたしはいそいそと東大のホールへ出かけたのであった。

結論からいうと、類人猿等の行動や知能、社会性の話、化石の話、ゲノムの話、
とテーマが盛りだくさんで、わたしの知能はやや混乱してしまったのだけど、
ヒトの隣人を知り、己を知るという、とても有意義な時間をすごすことができ
た。それに同行の知人によると、講演者はそのすじの花形ぞろいだったそうだ。
たとえば、こんな博士。

ドゥ・ヴァール,フランス(de Waal,Frans B.M.)
動物行動学者 エモリー大学心理学教授
ニーメゲン大学、グロニンゲン大学、ユトレヒト大学で生物学、行動生物
学を学ぶ。ユトレヒト大学ではカニクイザルの研究プロジェクトに参加。
その後、オランダのアーネム動物園のチンパンジーを研究。1981年渡米し、
ウィスコンシン州マディソンにある霊長類研究所でボノボ(ピグミーチン
パンジー)などの研究を続ける。著書に「政治をするサル」「仲直り戦術-
霊長類は平和な暮らしをどのように実現しているか」「ヒトに最も近い類
人猿 ボノボ」などがある
(データベース「WHOPLUS」より)

この方はタイム誌が選んだ今年の「世界に最も影響力のある100人」のうちの
1人。博士の講演は、動物画像が多く出てくることもあって、素人にもとても
面白かった。そんななかに鏡を使った自己認識の実験映像があった。一部の知
能の発達した動物は、鏡に映った自分を、他者ではなく自分だと認識できる。
そうした能力がゾウにも備わってることが、近年、実験であきらかになったの
だ。博士によれば、実験には“elephant proof(ゾウ耐性)”の鏡が必要だそう
で、察するに、ゾウの巨体によって過去に割られた失敗もあったのだろう。ア
カデミックな研究も、現場はなかなか「ガテン」なのかもしれない。

シンポジウムに参加したあと、わたしは講演者の経歴や、よくわからなかった
キーワードについて調べてみた。得た知識を少しでも消化しようと思ったのだ。
けれどわたしの好奇心をとらえてしまったのは、上のドゥ・ヴァール博士の経
歴にあった「グロニンゲン」大学、という文字。これはオランダの都市名で、
どうやらほかに「スケベニンゲン」という地名もあるらしい。現地の発音は正
確には多少ちがうようだが、似たようなオモシロ地名は各所にあって、こっち
のほうの調べ物が楽しくてとまらなくなってしまった。わたしの知能レベルと
は、悲しいかな、きっとこんなものなのだ。

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