人物・文献情報データベースWHOPLUSの“人物”をテーマにしたブログです!
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■ 話題のカタマリ 第25回 - 今昔受験物語。
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もう高校はいらない!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
その昔「中卒・東大一直線-もう高校はいらない!」(1984年、TBS)な
る“大検を受けて東大へ行く”というドラマが流行っていたころ、わたしはまだ
小学生であった。
このドラマのサブタイトルである“もう高校はいらない!”という言い回しに、
小学生ながらもたいそうしびれたものである。「高校に行かない」という概念は
とても新鮮だった。
まあ、冷静に考えてみると、その前に中学校には行かなくてはならないし、テレ
ビや漫画でみるような「ザ・青春」といった高校生活も送りたい。何より大検合
格がいかに大変かを、ドラマの中で、坂上忍が長塚京三(敵役)相手に演じてい
たわけで、最終回が放送されるころには「わたしにはムリ。無難に高校に行った
ほうがよい。」そんな現実にあっさり気がついたものである。
さて、このドラマに主演した坂上忍(当時17歳)のプロフィールを見てみよう。
今年39歳になられる坂上氏。現在は、俳優はもちろん映画監督としても活躍中
のようだ。
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◎ 坂上 忍(さかがみ しのぶ) 昭和42年 東京生まれ
3歳の時劇団若草に入団。子役で活躍し、テレビ出演も多数。昭和58年「シ
ョンベンライダー」(相米慎二監督)で映画初出演。59年映画「月の夜・星の
朝」の遼太郎役で初主演。配役決定の前から同名漫画原作者のもとへ“遼太
郎役に”というファンレターが殺到していた。また、同年「J.D.BOY 」で、
念願のレコードデビューも果たす。60年「魔の刻」で岩下志麻と共演。他の
出演作に映画「極道の妻たち」、ミュージカル「西遊記」「三銃士」、テレ
ビ「われめDEポン」などがある。平成10年「30/thirty」で映画監督デビュー。
他の監督作品に「ジャンクフード・ジェネレーション」がある
<連絡先>
JK企画 〒167-0042 東京都杉並区西荻北1-4-3-206(Tel.03-3396-8580)
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(日外アソシエーツ「WHOPLUS」より)
大学受験―混乱の90年代
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ところで、大学受験の話題である。昭和54年~平成元年までの受験生は「共通
一次」。それ以降の受験生は「センター試験」を受験しているはずだ。
飲み会の席などで、そんな話題が持ち出されると、ジェネレーションギャップを
感じるとともに“自分たちの世代はいかに不利だったか”を、思い出してしまう
方もいるだろう。とりわけ「共通一次」から「センター試験」に切り替わった時
の受験生の方は、しなくてもいい苦労をずいぶんされたのではないだろうか。
当時の雑誌等に掲載された記事をチェックすると、その混乱ぶりがうかがえる。
■ 大学入試センターなんか要らない/桐山秀樹
『諸君!』22(5) 1990.5 p214~222掲載
-共通一次以来の12年間は「愚行の歴史」にすぎない。誰も理解できない
新テストの複雑さは一体何なのか?
■ 国公立と私立を隔てる「ベルリンの壁」が崩れて東早慶、新テスト三つ巴
合戦(新テスト元年) /佐田智子
『AERA』3(3) 1990.1.23 p14~16掲載
-1月13、14の両日、第1回の新テストが、43万人の受験者を集めて、全国
一斉に行われた。しかし関係者の間ではかなりの不評、悪評。首都では
東京外語大、都立大、東大が「3教科入試」に踏み切り、私学に競争を
挑む形だ。
■ 共通一次はなぜ悪い―新テスト実施前に考えるべきこと(特集・有為転変の
大学入試) /黒羽亮一
『正論』 201 1989.5 p128~136掲載
-「受験生はかわいそう」「入試に欠陥はゆるされない」。そんな論が強す
ぎる。(入試で是正できぬ"受験過熱" 連合赤軍事件の余波 中曽根首相
に逆った臨教審「受験のロマン」はどこへ)
(日外アソシエーツ「MAGAZINEPLUS」より)
稀に見る“不利な”受験生
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
1月22日、23日は、平成18年度センター試験である。今年の受験生たち
は、英語でリスニングの試験がある。これは近年稀に見る“不利”と言えるの
ではないだろうか? しかし不利は裏返せば有利になるということは、受験に
かぎらず人生ままあるもの。なんとかこれを乗り切って楽しい春を迎えてほし
い。かつての受験生からエールを送りつつ、また次回!
※本文中に記載している共通一次、センター試験等の年度の典拠は、大学入試
センター公式サイト(http://www.dnc.ac.jp/)を参考にしました。
どのような機器でリスニングテストを行うかなどがフラッシュプレイヤーで
ご覧になれます。
■ 話題のカタマリ 第25回 - 今昔受験物語。
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もう高校はいらない!
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その昔「中卒・東大一直線-もう高校はいらない!」(1984年、TBS)な
る“大検を受けて東大へ行く”というドラマが流行っていたころ、わたしはまだ
小学生であった。
このドラマのサブタイトルである“もう高校はいらない!”という言い回しに、
小学生ながらもたいそうしびれたものである。「高校に行かない」という概念は
とても新鮮だった。
まあ、冷静に考えてみると、その前に中学校には行かなくてはならないし、テレ
ビや漫画でみるような「ザ・青春」といった高校生活も送りたい。何より大検合
格がいかに大変かを、ドラマの中で、坂上忍が長塚京三(敵役)相手に演じてい
たわけで、最終回が放送されるころには「わたしにはムリ。無難に高校に行った
ほうがよい。」そんな現実にあっさり気がついたものである。
さて、このドラマに主演した坂上忍(当時17歳)のプロフィールを見てみよう。
今年39歳になられる坂上氏。現在は、俳優はもちろん映画監督としても活躍中
のようだ。
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◎ 坂上 忍(さかがみ しのぶ) 昭和42年 東京生まれ
3歳の時劇団若草に入団。子役で活躍し、テレビ出演も多数。昭和58年「シ
ョンベンライダー」(相米慎二監督)で映画初出演。59年映画「月の夜・星の
朝」の遼太郎役で初主演。配役決定の前から同名漫画原作者のもとへ“遼太
郎役に”というファンレターが殺到していた。また、同年「J.D.BOY 」で、
念願のレコードデビューも果たす。60年「魔の刻」で岩下志麻と共演。他の
出演作に映画「極道の妻たち」、ミュージカル「西遊記」「三銃士」、テレ
ビ「われめDEポン」などがある。平成10年「30/thirty」で映画監督デビュー。
他の監督作品に「ジャンクフード・ジェネレーション」がある
<連絡先>
JK企画 〒167-0042 東京都杉並区西荻北1-4-3-206(Tel.03-3396-8580)
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(日外アソシエーツ「WHOPLUS」より)
大学受験―混乱の90年代
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ところで、大学受験の話題である。昭和54年~平成元年までの受験生は「共通
一次」。それ以降の受験生は「センター試験」を受験しているはずだ。
飲み会の席などで、そんな話題が持ち出されると、ジェネレーションギャップを
感じるとともに“自分たちの世代はいかに不利だったか”を、思い出してしまう
方もいるだろう。とりわけ「共通一次」から「センター試験」に切り替わった時
の受験生の方は、しなくてもいい苦労をずいぶんされたのではないだろうか。
当時の雑誌等に掲載された記事をチェックすると、その混乱ぶりがうかがえる。
■ 大学入試センターなんか要らない/桐山秀樹
『諸君!』22(5) 1990.5 p214~222掲載
-共通一次以来の12年間は「愚行の歴史」にすぎない。誰も理解できない
新テストの複雑さは一体何なのか?
■ 国公立と私立を隔てる「ベルリンの壁」が崩れて東早慶、新テスト三つ巴
合戦(新テスト元年) /佐田智子
『AERA』3(3) 1990.1.23 p14~16掲載
-1月13、14の両日、第1回の新テストが、43万人の受験者を集めて、全国
一斉に行われた。しかし関係者の間ではかなりの不評、悪評。首都では
東京外語大、都立大、東大が「3教科入試」に踏み切り、私学に競争を
挑む形だ。
■ 共通一次はなぜ悪い―新テスト実施前に考えるべきこと(特集・有為転変の
大学入試) /黒羽亮一
『正論』 201 1989.5 p128~136掲載
-「受験生はかわいそう」「入試に欠陥はゆるされない」。そんな論が強す
ぎる。(入試で是正できぬ"受験過熱" 連合赤軍事件の余波 中曽根首相
に逆った臨教審「受験のロマン」はどこへ)
(日外アソシエーツ「MAGAZINEPLUS」より)
稀に見る“不利な”受験生
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1月22日、23日は、平成18年度センター試験である。今年の受験生たち
は、英語でリスニングの試験がある。これは近年稀に見る“不利”と言えるの
ではないだろうか? しかし不利は裏返せば有利になるということは、受験に
かぎらず人生ままあるもの。なんとかこれを乗り切って楽しい春を迎えてほし
い。かつての受験生からエールを送りつつ、また次回!
※本文中に記載している共通一次、センター試験等の年度の典拠は、大学入試
センター公式サイト(http://www.dnc.ac.jp/)を参考にしました。
どのような機器でリスニングテストを行うかなどがフラッシュプレイヤーで
ご覧になれます。
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