忍者ブログ
人物・文献情報データベースWHOPLUSの“人物”をテーマにしたブログです!
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◎ 編 集 後 記                 ― コンビニ小噺。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 わたしはマニュアル的対応というのが好きではない。要するにコンビニっぽいの
 やファミレスっぽいのが苦手だ。唯一ファミレスでバイトをしたのも、そのチェ
 ーン店には、接客語マニュアルがなかったからである。こんな気持ちをこめてい
 れば、どのようなことばで接客しても構いませんという広い心のファミレスだっ
 た。広い心があだとなって経営は縮小の一途だったが。
 ところでなじみのコンビニの女店員が、ときどきとぼけたことをいうので好感を
 持っている。ランチタイムの大混雑のあと、(夏)がヨーグルトとパンストをレ
 ジに持っていくと、レジを打ちながら「温めますかッ?」と聞いてくるのである。
 (あたためないだろう、それは)と心で思って、ことばすくなに「いえ」と笑い
 をこらえて断ったのだが、即座に女店員さんは「あッ」と声をもらし「温めない
 ですよね・・・どっちも。えへへ」と、ほほを赤らめていたのは、新鮮だった。
 別の店では、マニュアルどおりのはずだが、何かがちがうという店員さんがいた。
 独特の発声のため、違和感があるのだ。「いらっしゃいませ」というところを、
 不思議な抑揚で「いらっしゃいまへぇ~ッ」という感じで言うのだ。彼女のこと
 とは無関係にあまりそのコンビニには行かなくなったのだが、先日、まったく別
 の業種の店で、このイントネーションを耳にした。あれれ? っと思って振り向
 いたら、かの店員さんがいた。独自の発声法のまま転職したようだ。ある意味、
 すごい。
                                  (夏)

拍手[0回]

PR

Comment
Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[148] [147] [146] [145] [144] [143] [142] [141] [140] [139] [138
«  Back :   HOME   : Next  »
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新コメント
[07/08 宮城県 水山養殖場]
[09/10 ベルギーの海賊]
[02/10 匿名希望]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
日外アソシエーツ株式会社
性別:
非公開
自己紹介:
総合的な人物・文献情報サービス「WHOPLUS」を運営する会社です。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]