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坂本さんのコラムで、無駄に長々とお稽古を続けていた…というくだりが
あったけれど、(夏)もそのクチだ。
姉が習うからという理由で、一緒にピアノだ水泳だと通っていたわけだが
長々と続けたわりに、ちーっとも、ものにはならなかった。パッションが
足りなかったのだろうか。
むしろわたしのパッションは別の方向を向いていた。いかに“さぼる”か
である。ピアノの時間は母親の目をあざむいて、お稽古バックごと藪に隠
れた。また水泳教室は、出席するとカードに印を押してもらうシステムだ
ったため、これを消しゴムで偽造した。(これは兄も共犯だった)水泳が
大嫌いかつ手先の器用な兄がそっくりなハンコを仕上げたため、しばらく
はバレなかったが、姉にくらべ、兄妹の級がちっとも上がらないので、母
親の知れるところとなったのである。偽造なんてとんでもない!あたしゃ
情けないよ! と、母の逆鱗にふれ、兄ともどもこってりと絞られたので
ある。「子供のころから、そんなだったんだ…」とは家人の弁である。
(夏)
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■ 知的バラエティコラム/本日も、風まかせ!(第8回) 坂本あおい
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「ドビッシー」への岡惚れ
オトナになって知った真実。それは…
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この前、何年かぶりに「息抜き」と称してピアノを弾いてみた。わたしは決
して勤勉な生徒ではなかったけれど、三歳から高校生くらいまで、無駄に長々
とお稽古を続けていたおかげで、楽譜を見ながらチョロチョロと弾ける……は
ずだった。
ところが、ひどいものだ。指は動かない。楽譜は読めない。えっと、ここが
「ド」だから、シ、ラ、ソ、ファ……、あ、「ミ」だ、という調子。イライラす
るわ、肩は凝るわ、これではちっとも息抜きにならない。気がつけば、家族の
面々も耳障りな音にゲンナリしていた。
考えてみれば、わたしは昔からそんなに弾けたわけではない。生意気な子供
で、「モーツァルトなんてかったるいのは嫌だ、ドビッシーを弾かせてくれ」
などと言って、基礎もそこそこに難しい曲に取り組んだので、結局、きちんと
曲を完成させることもできなかった。ピアノが息抜きにならないのも、自業自
得か。
テクニックのなさは、知識でカバーだ。ということで、わたしのその大好き
なドビッシーをWHOPLUSで全文検索してみた。すると、おかしい。3件
しかヒットしない。しかも、肝心の本人が出てこないではないか! そこでよ
うやく気がついた。Debussy の表記はドビッシーでなく、「ドビュッシー」が
正しかったのだ。生意気な子供も正しい表記すら知らないようでは、形無しだ。
しかも、大人になるまでそれに気づかなかったとは。ああ、今でもこんなに好
きだというのに。
プロフェッショナルに学ぶカタカナ表記の難しさ
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ところで、この外国語固有名詞のカタカナ表記というのは、案外くせもので
ある。以前、James という作家に関する文献を調べようとしたときなどは、ジ
ェイムズ、ジェームズ、誤記のジェイムス、ジェームス、古い文献をあてこん
でゼームズ、といった具合に、なんどもキーワードを入れなおさなければなら
なかった。
辞書やデータベースの編纂者にとっても、これは頭の痛い問題だろう。アチ
ラの人や土地の名前をカタカナで正確に表記するなど、土台無理なはなし。現
地読みに近づけようとしても限界があるし、頑張りすぎれば、慣例的表記とだ
いぶ違ってしまうこともある。
ためしに「人物レファレンス事典」で遊んでみた。表記に揺れがありそうな
「Davidson」という名前を引いてみる。すると、有効数29のうち、もっとも多
数派は「デビッドソン」(8件)で、次点が「デイヴィドソン」(4件)。
「デ/デー/デイ/ダ」、「ビド/ビッド/ヴィド/ヴィッド」、「ソン/スン」
の別のいろいろな組み合わせで、計11の表記があった。乱暴にいえば、計算
上は32通りの表記が可能なわけだ。多様な選択肢の中からひとつを選ばなく
てはならない編纂者の方々、本当にご苦労なことです。
ここで、わたしは遅まきながら気がついた。一般的な外国人名の表記に迷っ
たときは、「人物レファレンス事典」を原語で引いて、各社のプロフェッショ
ナルが出した答えを参考にすればいいのだ。これは便利! 愛しの「ドビュッ
シー」のおかげで、ちょっと嬉しい発見をした。
あなたが目をつぶって浮かんでくるその銭湯がそこにある。
独特の破風屋根。番台にはおじいさんが老眼鏡をかけて腰かけている。脱
衣所の床板はピカピカに磨き上げられ、マッサージ器が鎮座する。浴場に
入れば、高い天井に奥の壁には富士山が描かれ、湯船は3つ。いずれにも
おばあさんがつかっている。風呂からあがれば、冷蔵庫にはもちろんビン
のコーヒー牛乳だ。申し分ない。
3度目に訪れたときには、「この辺に住んでるの?」とニコニコと番台爺
に話し掛けられた。顔なじみの銭湯がある-そのステイタスは、ちょっと
かっこいいような気がする。
(夏)
■ 話題のカタマリ 第11回 「お天気の人」の巻
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お昼休みに弁当を買いにでようと思ったら、なんだか肌寒い。「今日は23
度まで上がると言っていたではないか。平井さんめ…」
平井さんというのは、NHKの天気予報などに出演している気象予報士で、
独特の観察眼と豊富な知識、何よりその柔和な人柄で人気の人である。まあ
わたしにとっておなじみの「お天気の人」なのである。
お弁当をほおばりながら、しばらく「お天気の人」について思いを馳せてい
た。いわずもがなの石原良純、柏レイソルファンで知られる森田さん、元ス
チュワーデスの真壁京子、最近お亡くなりになってしまったが、もっとも親
しまれた「お天気おじさん」といえば福井敏雄さんだ…。そこまで思い出し
たところで「TOKIOのリーダーと、日テレの番組で、ロケと称しては日
本酒を飲みまくっていたあの気象予報士は誰だったか…」という疑問が頭を
もたげた。
何の因果か、こんなときすぐに頭に浮かぶのはWHOで検索するための入力
式だ。「日本テレビ 気象予報士」(必ず含む)。WHOで試してみるとビ
ンゴ。そうそう、木原さん。お天気の木原さん。プロフィールも見てみよう。
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木原 実(きはら みのる) 俳優/キャスター 昭和35年神奈川県生まれ
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[学歴]日本大学芸術学部演劇科卒 [資格] 気象予報士
[所属団体]日本ウェザーキャスター協議会
劇団花組芝居に旗揚げ公演から参加し、舞台俳優として活躍。傍ら日本テ
レビで朝の番組のリポーターをつとめ、昭和62年夕方のワイドニュース天
気情報を担当。のち「ニュース・プラス1」「あさ天5」「ジパングあさ」
「ズームイン!!SUPER」などで天気情報を担当する。「キャベ2」「アサヒ
ビールほろにが」などのテレビCMにも出演
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肩書きが俳優というところが、どうもしっくりこないわけだが、もともと
俳優だった木原さんは、副業で朝の番組リポーターをはじめ、なんやかん
やで、いまや押しも押されぬ日テレの看板お天気キャスターになったとW
HOは語っている。人生はわからない。
さらに、この一件について取り上げられている新聞記事も文献から発見で
きる。『 "お天気青年" 実は人気俳優 (テレビ人間図鑑 )』1993年の東京
新聞朝刊に掲載された記事だ。
もう、これで「木原さんは俳優」。しかも人気俳優という定義はゆるぎな
いものになった。
その一方で、WHOはまた「木原さんが俳優として出演しているコマーシ
ャルは、酒がらみのものばかり」ということも同時に語っている。
わたしはそのコマーシャルを見たことがないが、きっと俳優でもキャスタ
ーでもない、いい顔で飲んでいただろう。木原さんが、新たなわたしの
「お天気の人」になりそうな予感をはらみながら、また、次回!
この行為を私なりに解釈すると、おそらく「脱いだ靴下を洗濯機にいれた
い」という欲求と、「なにか冷たいものがないだろうか」という疑問が、
頭の中でいっしょくたに処理された結果だろうと思う。
まあ誰しも一度や二度はそういう経験はおありだろうと思う。が、それに
したってちょっとアバウトすぎやしないだろうか。
ゴールデンウィーク前ということもあり、せっかくここまで読んでくださ
っている皆様にウキウキした話題をふりまきたいところだが、最近、こう
したへんちくりんな事態が頻発し、我ながら心配だ。大丈夫か、わたし。
この連休で、このアバウトな思考回路に拍車がかからないことを祈るばか
りだ。
というわけで皆様よい休日を…!(次回は5月12日の配信です)
(夏)
<集中連載> WHOPLUS☆そもさん・せっぱ
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今回は『事典 近代日本の先駆者』『海を越えた日本人名事典』のふたつ
をまとめて、そもさん・せっぱ!
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【そ】どんな場面で活用できそうですか?
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【せ】「○○の第1号は誰?」「日本で初めて○○を設立したのはこん
な人」「○○は、こんな人によって海外に広まった」など…ネタ
の宝庫です。取材やテレビ番組の制作などのネタとして、また身
の回りにあるものの意外な来歴を「人物」を軸にチェックしたい
といった場面で活躍しそうです。
【そ】ここが「おすすめ!」というところ、教えてください
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【せ】なんといっても、とりあげられている人物群が、非常に魅力的で
あるということ。
そもそもこのデータの情報源は、同名の書籍として、富田仁氏(
元日本大学法学部教授)によって編纂されたもの。
長年の調査に基づき、ひとつひとつのトピックスが詳細に説明さ
れ、また氏のいきいきとした人物描写は、WHOのプロフィール
とは、また一味ちがった読みごたえです。
【そ】サンプル、見たいです!
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【せ】実際の記述は、かなり長文ですので、プロフィールを彩るエピソ
ードを、ダイジェストでお届けします。ぜひ検索してチェックし
てみてくださいね!
・スウェーデン式体操を日本に伝え、ちょうちんブルマを広めた人
・角帽の由来を初めて解説した人
・学位辞退第一号
・アメリカ大統領と握手した初の日本人
・音楽学者、物理学者として、絶対不可能といわれた純正調オル
ガンを開発した人
・明治期に日本に建設された正教会の聖像画の制作を一手に引き
受けた人
・ロシアに渡った最初の漂流日本人
* * *
ちなみに、《学位辞退》第一号は、夏目漱石先生。「いままでただの
夏目なにがしとして世の中を送ってきたのだから、これから先もやは
りただの夏目なにがしで暮していきたいという希望をもっているから
学位はいただきたくない」と文部省に書簡で返事をしたのだとか…。
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『事典 近代日本の先駆者』と『海を越えた日本人名事典』は
WHOPLUS>横断メニューからご利用いただけます
・ヒット件数確認 無 料
・一覧情報 10円/件
・詳細情報 200円/件
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次回もお楽しみに!
■ 知的バラエティコラム/本日も、風まかせ!(第7回) 坂本あおい
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『乾杯はスポーツだ?』
少し前に、中国旅行にいってきた。目的はズバリ「食べること」である。丸
一日をかけた宴会に参加したり、屋台をはしごしたり、何しろ食べつづけの1
0日間であった。
食べるということは、もちろん飲むということでもある。そして中国で飲む
ということは、あの「乾杯」の洗礼を受けるということでもあった。あちらで
は自分のペースで勝手にお酒を飲むのはマナー違反なようで、飲みたいときに
は何かしら乾杯の理由をつけて、誰かを誘って飲む。誘われたら応じる。もち
ろん杯は乾さなければならない。
ある日、レストラン・オーナーの中国人を交えて食事をする機会があった。
目の前には美味しい料理がならんでいる。つまみながらお酒をいただきたいと
ころだが、その度に乾杯をしていたらすぐに酔っぱらってしまう。しかも、い
つ誰から乾杯に誘われるかわからない。なるほど、ここは駆け引きや計算が必
要なのか――。すでに鈍くなった頭でそんなことを考えながら、わたしはまわ
りの人の酒量を推し量った。
と、そこへ新たな試練がやってきた。挨拶がしたいと言って、お店の従業員
がゾロゾロやってきたのだ。特に女性従業員は、唯一の女性のわたしを見つけ
ると、近づいてきてヒョイと杯をあげる。
おお、きたきた。それも黄酒、白酒のダブルで乾杯ですか。
遅れをとるまいと、わたしも急いで二杯立て続けに飲みほす。すると相手は、
試合を互角に戦った相手におくるようなすがすがしい笑顔で、「謝々」と挨拶
をしてくれた。しかし、ほっとする間もない。うしろには次の従業員が杯を手
にひかえている。
「これは歓迎されているんでしょうか、それともいじめられてるんでしょうか?」
同席の日本人に聞くと、「両方じゃないの?」というのん気な返事。わたしは
仕方なく腹をくくって、なんとか最後まで怒涛の乾杯を戦い抜いた。
一団がこれまたすがすがしく去っていき、わたしがある種の達成感にひたっ
ていると、オーナーがニヤニヤして何かを言っている。通訳してもらうと「彼
女、よく飲むね」と言っているとのこと。そんな、笑う前に乾杯を辞退する方
法を教えてくださいよ、もう。
旅の余韻さめやらぬわたしは、今回の旅を象徴する「中国」「酒」のキーワ
ードをWHOPLUSに入れてみた。すると、このほど新たにWHOに加わっ
た「人物レファレンス事典(外国)」には、紀元8世紀までの歴史上の中国人
6人がならんだ。酒にふけり国を破滅させた人などがチラホラ。みなさん、お
酒はほどほどに。
ところで面白いことに、この方面の人物については、各種の「事典」よりも、
広辞苑、大辞林の「辞典」のほうが意外によくカバーしている。今度この手の
調べものが必要な時には、慌てず騒がず、まず両「辞典」を引いてみることに
しよう。(あ、その前にWHOPLUSで調べてみればいいのか)。
6人のうちの1人、儀狄[ぎてき]という人物は、大辞林に拾ってもらえな
ければ、データベースからあやうく漏れてしまうところだった。「夏のとき、
初めて酒を造ったとされる」という、ありがたい御仁なのに。危なかったです
ね、儀狄さん。今夜はあなたに乾杯といきますか。
<集中連載> WHOPLUS☆そもさん・せっぱ
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WHOPLUSそもさん☆せっぱの第2回は、WHOPLUSで横断検索
できる情報源のひとつ、「人物レファレンス事典」について。
* * *
たとえば…ある人物について調べようと思い立ったアナタ。サーチエンジ
ンで、サイトの有無などを確認するけれど、やっぱり活字もチェックしな
ければ…。
とりあえず社内の資料室に来てはみたものの、世の中には、実にたくさん
人物辞書・事典があるもの。「これを一冊ずつ見ないとダメかなあ…。」
思わずため息がでちゃいますね。
そんなときにはWHOPLUSで、“調査のための調査”をしてから、実
際の辞書事典にあたりましょう!
【そ】そもそも、どんな情報がチェックできるの?
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【せ】『これこれの略歴を持つAさんは、B事典、C事典、D事典に掲
載されています』といった基本的な情報が確認できます。
<ひとくちメモ>
対象は、古代から現代まで各種事典に掲載されている著名人約25万
人。日本人のみならず外国人も含まれています。
【そ】情報のサンプルは?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【せ】たとえば「フジテレビ」で全文検索すると、人物レファレンス事
典からは20人がヒット。名物プロデューサーだった横沢彪氏や
自宅前のインタビューですっかり有名になった日枝久氏もヒット。
今回は、この中からフジ・サンケイグループの祖といわれる水野
成夫氏をサンプルデータとしてチェックしてみましょう。
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◎ 水野成夫 明治32(1889)年11月13日
みずのしげお ~昭和47(1972)年 5月 4日
_______________________________
昭和期の経営者。フジテレビ社長、サンケイ新聞社長、国策パル
プ社長。フジ・サンケイグループの基礎をつくった。
<この人物が掲載されている事典一覧>
◎近代日本社会運動史人物大事典 ◎現代人物事典
◎現代人名情報事典 ◎現代日本朝日人物事典
◎現代日本人物事典 ◎講談社日本人名大辞典
◎コンサイス日本人名事典第4版 ◎出版人物事典
◎新潮日本人名辞典 ◎大百科事典
◎日本近現代人名辞典 ◎日本近代文学大事典
◎日本史大事典 ◎日本社会運動人名辞典
◎日本人名大事典 現代 ◎民間学事典 人名編
_______________________________
…ざっとこのような情報がWHOPLUSでチェックできます
【そ】WHOほどプロフィールが詳しくないようですが?
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【せ】「人物レファレンス事典」は、本格的な調査をフォローするため
の“足がかり”的なもの。そのため、最低限、本人かどうかを確
認するための略歴が用意されています。さらに詳しいプロフィー
ルはWHOや、ここで列挙されている事典辞書をチェックしまし
ょう!
【そ】ところで、何種類ぐらいの事典辞書をチェックしているんですか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【せ】日本編で102種類、外国編で75種類から、それぞれの人物の
掲載情報をチェックしています。具体的な事典辞書名を知りたい
方は、こちらのURLをチェック。
日本編一覧:http://netdic.jj1.ne.jp/refclub/rfjinref/nihon.html
外国編一覧:http://netdic.jj1.ne.jp/refclub/rfjinref/sekai.html
※ WHOPLUSに用意されているヘルプ画面では、PDFで
一覧表をダウンロードできます。
------◆ WHOPLUS/人物レファレンス事典 日本/外国 ◆------
・ヒット件数確認 無 料
・一覧情報 10円/件
・詳細情報 50円/件
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次回もお楽しみに
のどかな日曜の午後、そんなアナウンスを流しながらトロトロと走っている、
廃品回収業者のトラックをご存知だろうか。
家庭で不要になった家電品を無料で引き取るというあれである。なぜ無料で
引き取れるのか、そこんとこのカラクリを知りたくて、トラックをつかまえた
いと思うが、なかなかどうしてつかまらない。
一度は家人がサンダルをひっかけて、住居のある4階から駆け下りたが、肩
で息をしながら張り込み刑事よろしく「見失った…」と帰ってきた。「あいつ、
あんなにトロトロ走っていやがったのに。おそろしく逃げ足が速いぜ」家人は、
うっかり口調まで刑事みたいになっていた。
今週も、あの「くろぉーいろぉーからーてれびはー、うつらぁなくっても、
けっこーですッ」という謙虚な申し出が聞こえてくる。
わたしと家人は顔を見合わせて、立ち上がる。かたや上着をひっかけて、家
から飛び出し、かたやベランダから大声でおじさんを呼ぶ。「おじさーん!こ
っちこっちー!」
週末ごとにそんなことをしていたら、向かいの団地の窓が、2つ3つガラガ
ラッと開くようになってしまった。なんとも具合がわるい…。
(夏)