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【2】話題のカタマリ(第74回) ― 泣きメロの系譜
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「日経MJ」は6月16日に「2010年上期ヒット商品番付」を発表した。
【横綱】東:該当なし 西:3D
【大関】東:スマートフォン 西:竜馬
【関脇】東:iPad(アップル) 西:LED電球
【小結】東:東京スカイツリー 西:ラー油
...といった具合だ。
音楽関係では【前頭】東:坂本冬美 に対して 西:AKB48 と「トイレの神様」
(植村花菜)が挙げられていた。(その他、話題賞には岡本真夜というのもあっ
た。)調査対象期間がもう少し遅ければ、「トイレの神様」のランキングはかな
り上がったのではないだろうか?今月に入ってフジテレビ系「ミュージックフェ
ア」とTBS系「情熱大陸」に出演したからだ。
当メルマガを読まれている皆さまに、今さら説明することもないと思うが、植村
花菜の「トイレの神様」という曲は、フルコーラスで9分52秒と長いのだが、今
年の1月に大阪のFM曲でオンエアされたのを皮切りに、実の祖母との思い出が綴
られた歌詞に「号泣した」「染みた」などのリスナー体験が口コミで広がり、
「最も泣ける歌」と言われるまでになったのだ。
この曲がTVワイドショーで紹介された時、名前は伏せるが、某ヅラキャスターは
「この曲の中には“テネシーワルツ”が入っている」と言ったそうだが、「テネ
シーワルツ」こそが、植村と祖母とよく聴いていた曲で、インディーズ時代に発
表したアルバム「花菜」でカバーしているほどだ。祖母の葬式の時には、このカ
バー曲を流したという。
植村が聴いていた「テネシーワルツ」は、誰が歌っていたバージョンなのかは知
る由もないが、亡き祖母の年代からすると江利チエミあたりだろうか?この曲の
ゆったりとしたリズムとメロディラインが「トイレの神様」のそれにも引き継が
れ、涙腺のツボを刺激するのだと思う。
同様のツボがある曲に、竹内まりやの「人生の扉」(アルバム「Denim」所収)
がある。「トイレの神様」のメロディを脳内ローテーションしていると、いつの
間にか「人生の扉」になってしまうので、ぜひ聴き比べてみてほしい
◎ 植村花菜(シンガー・ソングライター)
昭和58年兵庫県出身
映画「サウンド・オブ・ミュージック」に感動し歌手を志す。19歳の時から
大阪の心斎橋で弾き語りの路上ライブを始め、平成14年ストリート・ミュー
ジシャン・オーディションでグランプリを獲得。16年シングル「花菜」でデ
ビュー。22年亡き祖母との思い出を歌った9分52秒の楽曲「トイレの神様」が
“誰もが泣ける歌”と口コミで人気が広がる。
◎ 江利チエミ(歌手;女優)
昭和12年東京生まれ 昭和57年没
バンドマンと軽演劇女優を両親に東京・浅草で生まれ、12歳ころから米軍
キャンプを回ってショーに出演。昭和26年キングレコード専属となり、27年
ジャズ歌手として「テネシー・ワルツ」でデビュー。以後「カム・オン・ナ・
マイ・ハウス」など次々とヒットを飛ばし、相前後して歌謡界入りした美空
ひばり、雪村いづみとともに“三人娘”の一人に。
◎ 竹内まりや(シンガー・ソングライター)
昭和30年島根県生まれ
ライブハウス・ロフトのオーディションを受け、そのポップなセンスが注目
され、昭和53年「戻っておいで・私の時間」でデビュー。「不思議なピーチ
パイ」「セプテンバー」などのヒット曲を出しながらも体調を崩して活動を
停止。その後、山下達郎との結婚などを機に、本格的なシンガーソングライ
ターとして再出発。「本気でオンリーユー」「駅」「純愛ラプソディ」など
多数のヒットを飛ばす。平成6年ベストアルバム「Impressions」は350万枚
を超える大ヒットを記録。20年デビュー30周年を記念した3枚組みベストア
ルバム「Expressions」がヒット。
(WHOPLUSより)
(袴田)
【2】話題のカタマリ(第74回) ― 泣きメロの系譜
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「日経MJ」は6月16日に「2010年上期ヒット商品番付」を発表した。
【横綱】東:該当なし 西:3D
【大関】東:スマートフォン 西:竜馬
【関脇】東:iPad(アップル) 西:LED電球
【小結】東:東京スカイツリー 西:ラー油
...といった具合だ。
音楽関係では【前頭】東:坂本冬美 に対して 西:AKB48 と「トイレの神様」
(植村花菜)が挙げられていた。(その他、話題賞には岡本真夜というのもあっ
た。)調査対象期間がもう少し遅ければ、「トイレの神様」のランキングはかな
り上がったのではないだろうか?今月に入ってフジテレビ系「ミュージックフェ
ア」とTBS系「情熱大陸」に出演したからだ。
当メルマガを読まれている皆さまに、今さら説明することもないと思うが、植村
花菜の「トイレの神様」という曲は、フルコーラスで9分52秒と長いのだが、今
年の1月に大阪のFM曲でオンエアされたのを皮切りに、実の祖母との思い出が綴
られた歌詞に「号泣した」「染みた」などのリスナー体験が口コミで広がり、
「最も泣ける歌」と言われるまでになったのだ。
この曲がTVワイドショーで紹介された時、名前は伏せるが、某ヅラキャスターは
「この曲の中には“テネシーワルツ”が入っている」と言ったそうだが、「テネ
シーワルツ」こそが、植村と祖母とよく聴いていた曲で、インディーズ時代に発
表したアルバム「花菜」でカバーしているほどだ。祖母の葬式の時には、このカ
バー曲を流したという。
植村が聴いていた「テネシーワルツ」は、誰が歌っていたバージョンなのかは知
る由もないが、亡き祖母の年代からすると江利チエミあたりだろうか?この曲の
ゆったりとしたリズムとメロディラインが「トイレの神様」のそれにも引き継が
れ、涙腺のツボを刺激するのだと思う。
同様のツボがある曲に、竹内まりやの「人生の扉」(アルバム「Denim」所収)
がある。「トイレの神様」のメロディを脳内ローテーションしていると、いつの
間にか「人生の扉」になってしまうので、ぜひ聴き比べてみてほしい
◎ 植村花菜(シンガー・ソングライター)
昭和58年兵庫県出身
映画「サウンド・オブ・ミュージック」に感動し歌手を志す。19歳の時から
大阪の心斎橋で弾き語りの路上ライブを始め、平成14年ストリート・ミュー
ジシャン・オーディションでグランプリを獲得。16年シングル「花菜」でデ
ビュー。22年亡き祖母との思い出を歌った9分52秒の楽曲「トイレの神様」が
“誰もが泣ける歌”と口コミで人気が広がる。
◎ 江利チエミ(歌手;女優)
昭和12年東京生まれ 昭和57年没
バンドマンと軽演劇女優を両親に東京・浅草で生まれ、12歳ころから米軍
キャンプを回ってショーに出演。昭和26年キングレコード専属となり、27年
ジャズ歌手として「テネシー・ワルツ」でデビュー。以後「カム・オン・ナ・
マイ・ハウス」など次々とヒットを飛ばし、相前後して歌謡界入りした美空
ひばり、雪村いづみとともに“三人娘”の一人に。
◎ 竹内まりや(シンガー・ソングライター)
昭和30年島根県生まれ
ライブハウス・ロフトのオーディションを受け、そのポップなセンスが注目
され、昭和53年「戻っておいで・私の時間」でデビュー。「不思議なピーチ
パイ」「セプテンバー」などのヒット曲を出しながらも体調を崩して活動を
停止。その後、山下達郎との結婚などを機に、本格的なシンガーソングライ
ターとして再出発。「本気でオンリーユー」「駅」「純愛ラプソディ」など
多数のヒットを飛ばす。平成6年ベストアルバム「Impressions」は350万枚
を超える大ヒットを記録。20年デビュー30周年を記念した3枚組みベストア
ルバム「Expressions」がヒット。
(WHOPLUSより)
(袴田)
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